理解度テスト(確認テスト)
読み: りかいとてすと別名: 確認テスト、小テスト、効果測定テスト
研修の内容が身についたかを確かめるテストです。試験との違い、作り方と結果の使い方を解説します。
理解度テストは、研修を受けたあとに内容が身についたかを確かめるためのテストです。 「確認テスト」「効果測定テスト」とも呼ばれます。 受講者を選抜したり資格を与えたりするための試験とは、目的が異なります。
試験との違い
| 理解度テスト | 資格・検定などの試験 | |
|---|---|---|
| 目的 | 学んだ内容の定着を確かめる | 合否で能力を証明する |
| 不合格のとき | 学び直して受け直す | 次の実施回まで待つことが多い |
| 解説の扱い | 受験後に見せて学びにつなげる | 問題を伏せて公開しないことが多い |
| 不正対策 | 最低限でよいことが多い | 本人確認や監視が要る |
理解度テストは学習の一部です。 間違えた問題の解説を読んで理解し直すところまでが、テストの役割になります。
作るときのポイント
研修の目的から逆算して問う 「この研修を受けたら何ができるようになってほしいか」を先に決め、 それを確かめる問題にします。教材の細かな文言を覚えているかを問う問題ばかりだと、 実務での理解は測れません。
問題数は少なめに 研修の最後に長いテストがあると、受講の負担が増えて修了率が下がります。 要点を確かめる数問から十数問で足りることが多いです。
解説を必ず付ける 正解・不正解だけを返すと、間違えた理由が分からないまま終わります。 1行でもよいので、なぜその答えになるのかを書いておきます。
運用で決めておくこと
- 合格点 — 何%以上で合格とするか
- 受け直しの回数 — 何度まで受けられるか
- 出題の変え方 — 受け直しのたびに同じ問題にするか、問題バンクから入れ替えるか
- 修了との関係 — 合格を修了の条件にするか、受けるだけでよいか
結果の使い方
受講者一人ひとりの合否だけでなく、設問ごとの正答率を見ると、 研修そのものの改善点が分かります。 多くの人が間違えている問題は、教材の説明が足りていないか、問題の書き方に原因があります (設問別統計)。
パレットLMSでの扱い
パレットLMSでは、コースの中に確認テストを置けます。 テストごとに合格点(%)・制限時間・受験回数の上限を設定でき、 問題と選択肢の順序のシャッフル、問題の中からのランダム出題にも対応しています。 解説を出すタイミング(回答直後・提出後・出さない)を選べるほか、 成績に残らない練習モードや、間違えた問題だけを解き直す復習モードも用意しています。
テストの合格をその教材の完了条件にでき、 コース別のレポートでは設問別の正答率や識別度を確認できます。 設問の形式は10種類です(設問の形式)。
なお、検定や資格試験のように合否で能力を証明する試験には、 試験に特化したパレットCBTをご利用ください。
