アクティブラーニング
読み: あくていふらーにんく別名: Active Learning、能動的学習、参加型研修、体験型研修
話を聞くだけでなく、考える・話す・書く・試すといった活動を通して学ぶ方法の総称です。企業研修での取り入れ方と注意点を解説します。
アクティブラーニングは、講師の話を聞くだけでなく、受講者自身が考える・話す・書く・試すといった活動を通して学ぶ方法の総称です。 企業研修では「参加型研修」「体験型研修」と呼ばれることもあります。
特定の手法の名前ではなく、受講者が受け身で終わらない学び方を広く指す言葉です。
代表的な手法
| 手法 | 内容 |
|---|---|
| 討議(ディスカッション) | テーマについて小グループで意見を出し合う |
| ケースメソッド | 実際の事例を読み、当事者の立場で判断を議論する |
| ロールプレイ | 商談や面談の場面を役に分かれて演じる |
| 教え合い | 学んだ内容を、ほかの受講者に説明する |
| ふり返り | 学んだことと自分の仕事との関係を書き出す |
研修の時間の中だけでなく、研修の前後に事前課題や事後の実践レポートを出すのも、 受講者が自分で手を動かす点でアクティブラーニングの一つです。
講義との組み合わせ方
アクティブラーニングは、講義をなくすことではありません。 知識が足りないまま討議をしても、話が深まらないからです。
よく使われるのは、知識のインプットを事前の自習に回し、集まる時間を活動に充てる組み立てです (反転学習)。 講義が必要なときも、途中で問いかけや短い作業を挟むと、聞くだけの時間が長くなりません。
取り入れるときの注意
活動の目的を伝える 「とりあえずグループで話してください」では、雑談で終わります。 活動の後に何を持ち帰ってほしいのかを、始める前に伝えます。
発言しやすい場を作る 職場の上下関係がそのまま持ち込まれると、若手が意見を言いにくくなります。 グループの組み方や、意見を先に紙に書いてから話す、といった工夫が有効です。
評価の仕方を決めておく 活動は、テストの点数では測りにくいものです。 発表や成果物を評価するなら、観点を先に示しておきます(ルーブリック)。
時間が足りなくなりやすい 活動は講義より時間がかかります。内容を詰め込まず、扱うテーマを絞ります。
パレットLMSでの扱い
パレットLMSでは、活動を伴う研修を次のように組み立てられます。
- 事前学習と集合研修をひとつのコースに — 動画・資料・確認テストの後に、教材の種類「集合研修」を置けます。 研修に出席すると、そのステップが完了します
- 課題の提出 — 事前課題や、職場で実践した後のレポートを提出してもらい、講師がコメントを添えて返せます。 ルーブリックで評価の観点を先に示せます
- コースの掲示板・教材への質問 — 受講者と講師が、コースの中で意見や情報を交わせます (ソーシャルラーニング)
- アンケート — 研修の後のふり返りを、記述の設問で集められます
