ソーシャルラーニング
読み: そーしやるらーにんく別名: Social Learning、学び合い、ピアラーニング、協調学習
受講者どうしや講師とのやりとりを通じて学ぶ考え方です。社内で学び合いを根づかせるための場づくりと、注意点を解説します。
ソーシャルラーニングは、ほかの人とのやりとりを通じて学ぶことを重視する考え方です。 質問し合う、経験を共有する、他人のやり方を見てまねる、といった学び方を指します。
人は他者の行動を観察して学ぶ、という心理学の考え方(社会的学習理論)が背景にあり、 企業研修では「教材を一人で消化する」学びを補うものとして取り入れられています。
どんな場面で起きるか
70:20:10の法則でいう「20(他者からの学び)」に当たる部分です。
場をつくるときの工夫
最初の投稿は運営がつくる 空の掲示板には誰も書き込みません。運営や講師が問いかけを投稿して、口火を切ります。
問いを具体的にする 「感想をどうぞ」より、「自分の職場でこの手順が守りにくい場面はどこですか」のように 答えやすい問いのほうが投稿が集まります。
反応を返す 投稿に誰も反応しないと、書き込みは続きません。 講師や運営が、短くてもコメントを返します。
注意したいこと
見られることへの抵抗 上司や同僚に見られる場では、質問をためらう人もいます。 誰が読めるのかを前もって伝え、「初歩的な質問を歓迎する」とはっきり示しておきます。
競争に偏らない ランキングは励みになる一方で、順位を上げること自体が目的になることもあります。 氏名を出すかどうかは慎重に決めます(ゲーミフィケーション)。
質問を放置しない 答えのない質問が残ると、「聞いても無駄」という空気になります。 回答の担当を決めておきます(Q&A・ディスカッション)。
パレットLMSでの扱い
パレットLMSには、コースの中でやりとりする場があります。
- 教材への質問 — 受講者が教材ごとに質問でき、担当の講師に通知されます。 質問と回答は同じコースの受講者に氏名つきで表示されるため、後から受ける人も読めます
- コースの掲示板 — 受講者と講師が、コースの中で意見や情報を交わせます
- ランキングとバッジ — 今月の学習時間のランキングは、既定では自分以外の氏名を出しません (設定で氏名を表示する形に切り替えられます)
