コホート(期ごとの受講グループ)
読み: こほーと別名: Cohort、期、受講期、同期
同じ時期に同じ研修を受ける人のまとまりです。期ごとに分けて運営・比較する考え方と、設計の注意を解説します。
コホートは、同じ時期に同じ研修を受け始める人のまとまりです。 「2026年度 新入社員」「第5期 管理職研修」のように、 期ごとに区切って運営するときの単位になります。
なぜ期で区切るのか
足並みをそろえられる 同じ時期に始める人を一緒に扱うと、 教材を開ける日、集合研修の日程、受講期限をまとめて決められます。
横のつながりが生まれる 同じ期の受講者どうしで質問し合ったり、集合研修で顔を合わせたりすることで、 ひとりで学ぶより続きやすくなります。
期どうしを比べられる 「今年の期は去年より修了が早い」「この期だけテストの点が低い」のように、 研修の改善を期の単位で確かめられます。
部署との違い
部署は組織の所属を表し、異動で変わります。 コホートは「いつ・どの研修を始めたか」を表し、一度決まったら変わりません。
研修の記録を部署だけで集計すると、異動のたびに数字が動いてしまいます。 期の単位でも記録を見られるようにしておくと、研修の効果を追いやすくなります。
設計するときの注意
期の名前と区切りを先に決める 「年度」「入社月」「開講日」のどれで区切るのかを決めないまま始めると、 途中から入った人や再受講の人をどの期に入れるかで迷います。
教材を変えるなら期も分ける 期の途中で教材を大きく改訂すると、同じ期の中で学んだ内容が違ってしまいます。 改訂は次の期から、とすると比較がしやすくなります (コースの版管理)。
少人数の期は比較に使わない 数名の期では、一人の結果で平均が大きく動きます。 期どうしの比較は、ある程度の人数がそろったときに限ります。
パレットLMSでの扱い
パレットLMSでは、期ごとの運営に次の機能を使えます。
- グループ — 「2026年度 新入社員」のようなグループを作り、割当や集計の単位にします。 グループへのコースの割当は「今後の参加者にも自動で割り当てる」にでき、 期限を「グループに参加した日から何日後」と決められます
- 教材の公開期間 — グループごとに、教材を開く時期を日時か「割当から何日後」で決められます
- 年度版 — コースを「年度版として複製」すると、前年度の割当や受講記録を引き継がずに新しい年度のコースを作れます
- 集合研修 — 同じ研修に日程違いの回を複数登録できます
部署ごとの集計は組織別レポートで、 異動があっても受講当時の所属で集計できます(年度集計)。
