語学試験(4技能の測り方)
読み: こかくしけん別名: Language Test、Language Proficiency Test、4技能、語学検定、英語試験
外国語の力を「聞く・読む・話す・書く」の4技能に分けて測る試験の考え方です。技能ごとの出題と採点、オンラインで行うときの注意を解説します。
語学試験は、外国語を使う力を確かめる試験です。 その力は一般に、「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能に分けて考えられます。 どの技能をどう測るかによって、試験の作り方も、運営の手間も大きく変わります。
企業では、海外の取引や拠点で働く人の選抜、語学研修の効果の確認、手当や配置の条件などに使われます (グローバル人材の育成)。
4技能の測り方
| 技能 | 主な出題 | 採点 |
|---|---|---|
| 聞く | 音声や動画を聞いて、内容に合う選択肢を選ぶ | 自動で採点しやすい |
| 読む | 文章を読んで、内容や語句について答える | 自動で採点しやすい |
| 話す | 問いに声で答える、場面に応じて話す | 人が基準に沿って採点する |
| 書く | メールや短い文章を書く、要約する | 人が基準に沿って採点する |
「聞く」「読む」は受け取る力、「話す」「書く」は発信する力です。 受け取る力は選択式で効率よく測れますが、発信する力は、実際に話したり書いたりしてもらわないと測れません。
目的から技能を選ぶ
仕事で使う場面から考える メールや資料を読む仕事が中心なら「読む」「書く」、会議や電話が多いなら「聞く」「話す」、のように、 実際に使う場面から測る技能と重みを決めます(研修ニーズ分析)。
到達の目安を決める 「どの技能で、どのくらいできればよいか」を言葉で示しておくと、合否や級の基準が説明しやすくなります。 外国語の力の段階を示す国際的な枠組みとして、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)がよく参照されます。
発信する力の採点
採点の基準を先に作る 話す力なら発音・流暢さ・内容の適切さ、書く力なら構成・語彙・文法などの観点を決め、 段階ごとの目安をルーブリックにまとめます。
採点者をそろえる 複数の人で採点する場合は、同じ答案を使って事前に目線を合わせます。 採点の工数も見積もっておきます(手動採点)。
オンラインで行うときの注意
音と録音の環境を確かめてもらう 聞く問題では音が出るか、話す問題ではマイクが使えるかを、受験の前に確かめてもらいます (動作環境チェック)。
再生の回数と準備の時間を決める 音声を何回聞けるか、話し始める前に考える時間を取るかで、測れるものが変わります (音声・動画を使う問題・録音で答える問題)。
静かな場所で受けてもらう 周りの音は、聞き取りにも録音にも影響します(自宅受験の環境)。
パレットCBTでの扱い
パレットCBTでは、4技能を測る問題を一つの試験の中で組み合わせられます。
- 聞く: 問題に音声・動画を添付し、問題ごとに再生回数の上限を設定できます
- 読む: 長めの文章に複数の設問を付けるセット問題を作れます
- 話す: 出題形式の「録音」で、受験者が話した声を解答として提出してもらえます
- 書く: 記述式で解答してもらい、模範解答と採点基準を見ながら手動で採点できます
技能ごとにセクションを分ければ、セクション別の得点を結果に示せます。 受験者の画面のボタンや案内は、日本語と英語を切り替えられます。
