録音で答える問題(スピーキング)
読み: ろくおんてこたえるもんたい別名: Speaking Test、スピーキング、録音問題、音声での解答
受験者が話した声を録音して提出させる出題です。対面の口頭試験との違い、採点の設計と受験環境の注意を解説します。
録音で答える問題は、受験者がマイクに向かって話した声を録音し、 解答として提出する出題です。 語学のスピーキングのほか、口頭での説明や、電話応対・接客の受け答えを確かめる試験でも使われます。
書く力ではなく、話す力そのものを見たいときに選ぶ形式です。
対面の口頭試験との違い
やりとりはしない 決まった問いに対して、受験者が一方的に答える形になります。 相手の反応に合わせて話す力まで見たい場合は、対面やオンラインでの面接が向いています。
全員が同じ条件で答える 問いの出し方が試験官によって変わらないので、受験者の間の条件をそろえやすくなります。
後から何度でも聞ける 採点者は録音を聞き直せるので、聞き逃しが減り、複数人での採点もしやすくなります。
作問と採点の設計
答える長さを決める 「30 秒で自己紹介」「2 分で手順を説明」のように、録音できる長さを問いに合わせて決めます。
準備の時間と録り直しの扱い 話し始める前に考える時間を取るか、録り直しを認めるかで、測れるものが変わります。 決めた条件は問題文で受験者に伝えます。
採点基準を先に作る 発音・流暢さ・内容の正しさなど、何を何点で見るかをルーブリックとして用意します。 採点は人が行うため、手動採点の工数も見積もっておきます。
受験環境の注意
マイクとブラウザの許可 マイクが使えない、ブラウザが録音を許可していない、という理由で答えられない受験者が出ます。 受験前に、マイクが使えるかを確かめてもらいます。
静かな場所で受けてもらう 周りの音が大きいと、採点者が聞き取れません。受験案内で場所の条件を伝えます。
送れなかったときの扱い 回線が途切れて録音が届かないことがあります。もう一度送れるか、 届かなかった場合にどう扱うかを決めておきます。
パレットCBTでの扱い
パレットCBTの出題形式の一つに**「録音」**があります。
- 受験画面で録音を始めて止めると、録音がそのまま提出されます。問題ごとに最大の録音時間を設定できます
- 録り直すこともでき、その場合は前の録音が新しい録音に置き換わります(確認の表示が出ます)
- 送信に失敗した録音は端末に残り、受験者は「再送信」でもう一度送れます
- 採点は手動です。採点画面で録音を再生して点数とコメントを付けられ、模範解答も用意できます
- 受験前の動作環境チェックで、マイクが使えるかを確かめられます
録音の問題は、QTIの形式での書き出しには含まれません。
