オンライン試験
記述式やファイル提出など、自動採点できない解答を人が採点する工程です。公平性を保つ運用を解説します。
手動採点は、記述式・ファイル提出・録音など、 自動では判定できない解答を人が採点する工程です。
選択式は自動採点で即座に結果が出ますが、 記述式を含む試験では、この工程が結果通知までの時間を決めます。
公平性を保つための工夫
採点基準を先に作る 採点を始めてから基準を決めると、最初に採点した答案と 後半の答案で基準がずれます。 模範解答と配点の内訳を、出題時に用意しておきます。
受験者名を伏せて採点する 誰の答案かがわかると、無意識の先入観が入ります。 氏名を伏せた状態で採点できると、この影響を避けられます。
設問ごとに採点する 受験者ごとに全設問を採点するより、 同じ設問をまとめて採点するほうが基準が安定します。
複数人で採点する場合はすり合わせる 採点を分担するなら、開始前に数枚を全員で採点して 基準を揃えておくと、後からの調整が減ります。
運営設計での注意
採点にかかる時間を見積もる 1答案あたり3分でも、500名分では25時間になります。 結果通知日を約束する前に、採点体制と所要時間を確認してください。
部分点の扱いを決める 「一部だけ合っている」解答をどう扱うかを事前に決め、 基準に明記しておきます。
コメントを返すかを決める 合否だけを伝えるのか、 講評を返すのかで工数が大きく変わります。
パレットCBTでの扱い
パレットCBTには採点キューがあり、 自動採点できない解答が一覧に集まります。
採点画面では模範解答と採点基準を見ながらスコアを入力でき、 受験者名を伏せた状態で採点できます。 コメントを添えて結果を公開することも可能です。 「採点済み 7 / 9」のように進み具合が表示されます。
選択式は自動採点され、部分点にも対応しています (複数選択など5形式で按分採点)。
パレットLMSの確認テストでも、記述式の手動採点に対応しています。
