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試験問題をシステム間でやりとりするための国際規格です。なぜ重要か、確認すべきバージョンを解説します。
QTI(Question and Test Interoperability)は、 試験問題をシステム間でやりとりするための国際規格です。 eラーニングにおけるSCORMに 相当する位置づけと考えるとわかりやすいです。
なぜ重要なのか
作った問題を、システムに縛られない資産にするためです。
試験問題は作成に最も手間とコストがかかる資産です。 検定試験であれば、過去問を含めて数百問〜数千問を蓄積していることもあります。
これが特定のシステムの独自形式でしか保存できないと、 システムを乗り換えるときに問題資産を移せません。 結果として、不満があっても乗り換えられない状態(ロックイン)になります。
QTIに対応していれば、問題を書き出して別のシステムへ持っていけます。
確認すべき点
インポートとエクスポートの両方に対応しているかを必ず確認してください。
「QTI対応」とうたっていても、取り込みだけの場合があります。 それでは他システムからの移行はできても、将来の持ち出しができません。 ロックインを避けるという本来の目的からすると、 エクスポートに対応しているかどうかが重要です。
バージョンも確認事項です。QTIには 2.1・2.2・3.0 があり、 移行元のシステムが出力する版に対応している必要があります。
注意したい点
QTIは規格ですが、システムごとに解釈の幅があります。 とくに独自の出題形式や複雑な設定は、移行時に完全には再現されないことがあります。
移行を検討する際は、代表的な問題をいくつか実際に取り込んでみて、 表示と採点が意図どおりかを確認するのが確実です。
パレットCBTでの扱い
パレットCBTは QTI 2.1 / 2.2 / 3.0 のインポートと、 QTI 2.1 でのエクスポートに対応しています。
問題資産をいつでも持ち出せる状態にしておくという考え方で、 出力にも対応しています。CSVでの一括登録も可能です。
