オープンバッジ(デジタル証明)
読み: おーふんはつし別名: Open Badges、オープンバッジ、デジタルバッジ、デジタル証明書
資格の取得や学習の修了を、検証できるデータとして発行するデジタル証明の国際的な規格です。合格証PDFや社内のバッジとの違いを解説します。
オープンバッジは、資格の取得や学習の修了を、発行者・取得の条件・取得日などの情報を含むデジタルの証明として発行するための 国際的な技術規格です。バッジの画像に見えますが、中身は検証できるデータで、 受け取った人が自分のプロフィールやSNSに載せたり、別のサービスに持ち出したりできるように作られています。
何ができるのか
誰が、何を基準に認めたかを示せる バッジには、発行した団体、取得の条件、取得した日付などの情報が含まれます。 見た人は、バッジから発行者と条件を確かめられます。
本人が持ち運べる 発行者のシステムの中だけで表示されるのではなく、 取得した本人が受け取り、別の場所で提示できることを前提にしています。
検証できる 規格に沿ったデータなので、発行元が本当に発行したものか、 失効していないかを、仕組みとして確かめられるように設計されています。
合格証PDF・社内のバッジとの違い
| 主な目的 | 持ち運び | 確かめ方 | |
|---|---|---|---|
| 合格証・修了証(PDF) | 合格・修了の証明 | ファイルとして渡せる | 発行元の検証ページなど |
| 社内のバッジ | 受講の励み | そのシステムの中だけ | ― |
| オープンバッジ | 証明の流通 | 本人が別の場所へ持ち出せる | 規格に沿ったデータで確認 |
学習の励みとして画面に表示するバッジ(ゲーミフィケーションを参照)は、 オープンバッジとは別のものです。「バッジ」という名前が同じでも、目的と仕組みが違います。
導入を考えるときの論点
誰に、何のために見せたいか 取得者が転職や取引の場で提示するなら、持ち運べる形式が役に立ちます。 社内の記録として残すだけなら、修了証と受講記録で足りることが多くあります。
有効期限と失効をどう扱うか 知識の更新が必要な分野では、期限切れや取り消しが見た人に伝わることが重要です (資格の有効期限と更新を参照)。
載せる個人情報を絞る 外に出ていく証明なので、氏名と取得の事実以外の情報は載せすぎないようにします。
パレットLMS・パレットCBTでの扱い
合格・修了の証明として、次の仕組みを備えています。
- パレットCBTは、合格者に**合格証(PDF)**を発行できます
- パレットLMSは、修了者に**修了証(PDF)**を発行できます
- どちらも証書に検証コードが印字され、公開の検証ページで第三者が発行の事実を確かめられます(合格証の真正性検証を参照)
- 有効期限を設けたり、取り消したりでき、検証ページにもその状態が表示されます
パレットLMSの「バッジ」は、受講の励みとして受講者の画面に表示するものです。
