資格の有効期限と更新
読み: しかくのゆうこうきけん別名: Certification Renewal、Recertification、資格更新、認定の更新、更新制
合格や認定に有効期限を設け、期限ごとに再受験や再受講で更新してもらう仕組みです。設計の考え方と運用の勘所を解説します。
資格の有効期限は、合格や認定が有効な期間を区切るものです。 期限が来たら、再受験や講習の受講などで資格を更新してもらいます。 知識や技術が変わりやすい分野や、安全・法令にかかわる分野で多く採用されています。
なぜ期限を設けるのか
一度の合格で身につけた知識は、時間とともに古くなったり、忘れられたりします。 有効期限を設けると、資格を持つ人が新しい知識を保っていることを示しやすくなり、 資格そのものの価値も保てます。
更新の方法
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 更新の試験 | 期限の前に、更新用の試験(本試験より範囲を絞ることも)に合格する |
| 講習・研修の受講 | 指定の講習を受講し、修了する |
| 継続的な学習の記録 | 期間中に一定の学習を行った記録を出す |
社内の認定では、必修研修を毎年受け直してもらい、 修了証の期限を更新する形もよく使われます。
設計で決めること
期間の長さ — 分野の変化の速さと、受験者・運営の負担のバランスで決めます。
期限の数え方 — 合格日・発行日のどちらから数えるか。更新したとき、新しい期限をいつから数えるか。
期限切れの扱い — 期限が切れたら資格を失うのか、一定の期間内なら更新できるのか。
案内の時期 — 期限の前に、誰が、いつ更新を案内するか。
運用での注意
- 証明書に有効期限を載せ、第三者が合格証の真正性検証で期限まで確かめられるようにすると、期限切れの資格の提示を防げます
- 期限を後から変えるとき、すでに発行した証明書にも及ぶのかを確かめます
- 期限が近い人の一覧を定期的に確認し、更新の案内が漏れないようにします
パレットLMS・パレットCBTでの扱い
パレットCBTでは、試験ごとに**合格証の有効期間(月数)**を設定できます。 有効期限は発行日から数え、合格証と公開の検証ページに表示されます。
- 合格証の台帳で、有効・まもなく期限・期限切れなどの状態で絞り込めます
- 検証ページでも、まもなく期限・期限切れを区別して表示します
- 有効期間を変えると、発行済みの合格証の期限にも及びます
- 更新の試験には、元の試験の合格を受験資格として設定できます
パレットLMSの認定管理では、コースの修了証に有効期限を設け、 期限が近づいた受講者に再受講の案内メールを自動で送れます。 再受講のコースは管理者が割り当て、修了すると新しい修了日から期限を数え直します。 有効期限が近い順の認定の状態の一覧と、CSVでの出力にも対応しています。
