会場型試験(テストセンター)
読み: かいしようかたしけん別名: Test Center、テストセンター、会場型CBT、会場受験
試験のために用意された会場に受験者が出向き、会場のパソコンで受ける方式です。オンライン試験との違いと選び方を解説します。
会場型試験は、受験者が試験のために用意された会場に出向き、 会場のパソコンで受験する方式です。 こうした会場を常設し、複数の試験の受験を受け付ける施設をテストセンターと呼びます。
CBTという言葉が、この会場型だけを指して使われることもあります。
受験の流れ
一般的には、次のように進みます。
- 受験者が、空いている日時と会場を選んで予約する
- 当日、会場の受付で身分証による本人確認を受ける
- 私物をロッカーなどに預け、指定された席で受験する
- 監督員が会場内を見守る
機器と環境は会場側が用意するので、受験者の端末や回線の違いによる差が生まれにくくなります。
オンライン試験との違い
| 観点 | 会場型 | IBT(オンライン) |
|---|---|---|
| 受験する場所 | 会場 | 受験者の自宅や職場 |
| 不正の抑えやすさ | 監督員と会場の設備で抑えやすい | 仕組みと運用で抑える |
| 受験者の負担 | 移動が必要 | 移動は不要。端末と回線は受験者側で用意 |
| 日程 | 会場の空き枠に左右される | 受験期間に幅を持たせやすい |
| 主催者の準備 | 会場の事業者との契約と調整 | 受験環境の案内と当日の問い合わせ対応 |
どちらを選ぶか
合否の重みで考える 資格の取得に直結する試験など、公正性への要求が特に高いハイステークス試験では、 会場型が選ばれることがあります。 社内の理解度確認のように合否の重みが小さい試験では、オンラインで十分な場合が多くなります。
受験者の事情で考える 受験者が全国に散らばっている、パソコンを持っていない人がいる、といった事情も判断の材料です。
組み合わせる 同じ試験を会場とオンラインのどちらでも受けられるようにする方法もあります。 その場合は、出題の内容や制限時間などの条件が受験の場所によってずれないように設計します。
運用での注意
会場の枠には限りがある 受験者が集中する時期は予約が取りにくくなります。受験期間は余裕を持って設定します。
問題の扱いを確かめる 会場の事業者のシステムで出題する場合、問題データの受け渡しの方法や、 問題の管理の責任の分担を事前に確かめておきます。
パレットCBTでの扱い
パレットCBTは、受験者が自分の端末から受験するIBT(オンライン試験)に特化したシステムです。 当社がテストセンターを運営することはしていません。 会場での受験が必要な試験は、テストセンター事業者との連携でご案内しています。
主催者が自社の会議室などに受験者を集めて、パレットCBTで一斉に受験してもらう運用もできます。 その場合は、IPアドレス制限で受験できる接続元をその場所のネットワークに絞ったり、 パソコンでのみ受験できる設定にしたりできます。
