マイクロクレデンシャル
読み: まいくろくれてんしやる別名: Micro-credential、Microcredential、マイクロ資格、小さな単位の認定
短い学習や特定のスキルの習得を、小さな単位で認定して証明する考え方です。従来の資格との違いと、組織で使うときに決めることを解説します。
マイクロクレデンシャルは、短い学習や特定のスキルの習得を、小さな単位で認定し、証明として発行する考え方です。 長い課程を終えて得る学位や、広い範囲を問う資格に対して、 「このスキルを身につけた」という一つひとつの成果を、証明として扱えるようにします。
決まった一つの制度や規格の名前ではなく、使う国や団体によって定義が少しずつ異なる言葉です。 説明に使うときは、自分たちが何をもってマイクロクレデンシャルと呼ぶのかを添えるのが無難です。
よく挙げられる特徴
小さな単位 学ぶ範囲を絞り、短い期間で取得できるようにします。
評価にもとづく 受講しただけでなく、試験や課題などでできるようになったことを確かめてから認定するのが一般的です。 受講の記録(修了証)との違いは、ここにあります。
積み上げられる いくつかを組み合わせると、より大きな資格や認定につながるように設計されることがあります。
確かめられる・持ち運べる 第三者が真正性を確かめられ、取得した本人が別の場所で示せる形で発行されることが多く、 その技術的な手段の一つにオープンバッジがあります。
従来の資格との違い
| 従来の資格 | マイクロクレデンシャル | |
|---|---|---|
| 範囲 | 職種や分野の広い範囲 | 特定のスキルや知識 |
| 取得までの期間 | 長いことが多い | 短いことが多い |
| 組み合わせ | 単独で完結 | 積み上げを前提にすることがある |
どちらが優れているというものではなく、目的が違います。 広い範囲を保証したいなら従来の資格、学び直しの成果を細かく示したいならマイクロクレデンシャル、という使い分けになります (資格の認定制度・リスキリング)。
組織で使うときに決めること
何を証明するのかを言葉にする 一つひとつの認定が、何をできることを示すのかを、受け取る人と見る人の双方に分かる言葉で書きます。 認定が細かくなるほど、名前だけでは中身が伝わりにくくなります。
評価の水準をそろえる 認定ごとに評価の厳しさがばらばらだと、証明としての価値が下がります。 合格の基準と確かめ方を、認定の間でそろえます(合格基準)。
数を増やしすぎない 細かく分けすぎると、取得する側も見る側も全体像をつかめなくなります。 スキルマップや学習パスと対応させて、体系として整理します。
有効期限を考える 変化の速い分野では、取得した時点の証明が古くなります(資格の有効期限と更新)。
パレットCBT・パレットLMSでの扱い
小さな単位の認定を、次の仕組みで扱えます。
