資格の認定制度
読み: しかくのにんていせいと別名: Certification Program、認定制度、資格制度、認定資格
試験の合格や講習の修了などの条件を満たした人を、団体が有資格者として認め、台帳で管理し続ける仕組みです。試験との違いと、制度として決めることを解説します。
資格の認定制度は、定めた条件を満たした人を、団体が有資格者として認め、 その状態を管理し続ける仕組みです。 条件には、試験の合格のほか、講習の修了、実務の経験、推薦などが組み合わされます。
試験と認定の違い
試験は「その時点で、ある水準に届いているか」を確かめるものです。 認定制度は、試験の結果を入口の一つとして使い、その後も資格の状態を管理します。
| 試験 | 認定制度 | |
|---|---|---|
| 確かめること | 受験の時点での知識・技能 | 認定の条件を満たし続けているか |
| 終わり | 合否が出たら終わり | 有効期限・更新・取り消しまで続く |
| 記録 | 受験の結果 | 認定の台帳(誰が・いつ・どの資格を・いつまで) |
試験は合格しても、認定の申請や登録の手続きを経て初めて有資格者になる、という制度も少なくありません。
制度として決めること
認定の条件 試験の合格だけか、講習の修了や実務の経験も求めるのか。 上位の資格では、下位の資格の保有を条件にすることもあります (受験資格)。
資格の段階 初級・中級・上級のように段階を分けるのか、一つの資格にするのか。
有効期限と更新 資格に有効期限を設けるのか、更新に何を求めるのか (資格の有効期限と更新・継続教育)。
取り消しと停止 不正が分かったとき、会費の未納や規程に反する行為があったときに、 資格を取り消したり停止したりする基準と手順。
証明の方法 認定証の発行と、第三者が有資格者かどうかを確かめられる方法 (合格証の真正性検証・オープンバッジ)。
運用での注意
台帳を一つにする 試験の結果、講習の受講、認定の状態、更新の記録が別々の表に分かれていると、 「この人はいま有資格者か」にすぐ答えられません。
規程を公開する 認定の条件や取り消しの基準は、受験者や有資格者が事前に確かめられるようにしておきます (試験規程・受験規約)。
名称の示し方に気をつける 民間で運営する認定制度は、国や公的機関が認めた資格と誤解されないよう、説明の仕方に気をつけます (国家資格・公的資格・民間資格の違い)。
パレットCBTでの扱い
パレットCBTでは、認定の入口になる試験について、合格証の発行と公開の検証ページ、 試験ごとの合格証の有効期間(月数)を設定できます。 更新の試験には、元の試験の合格を受験資格として設定できます。
資格団体・協会の事務局向けに、認定台帳・更新と継続教育(CPD)・会員名簿をまとめて扱う パレット認定を、ただいま公開に向けて準備中です。
