スキルマップ
読み: すきるまつふ別名: Skill Map、スキルマトリクス、力量表、スキル管理
業務に必要なスキルと、社員一人ひとりの習得の度合いを一覧にした表です。作り方の手順と、形だけで終わらせないための勘所を解説します。
スキルマップは、業務に必要なスキルの一覧と、 社員一人ひとりがそれをどの程度できるかを一覧にした表です。 製造業などでは「力量表」とも呼ばれます。
縦に人、横にスキルを並べ、交わるところに習得の度合いを書き込む形が一般的です。
何に使うのか
- 育成の計画 — 足りないスキルを見つけ、誰にどの研修を受けてもらうかを決める
- 配置・業務の割り振り — 特定の人にしかできない業務(属人化)を見つける
- 本人の目標 — 次に身につけるスキルを、上司と本人で確かめる
タレントマネジメントの情報の一部として扱われることもあります。
作り方の手順
1. 業務を洗い出す 部署の業務を書き出し、必要なスキルに分解します。 細かくしすぎると、評価する側の負担が大きくなり続きません。
2. 段階の基準を決める 「1: 指導を受けてできる」「2: 一人でできる」「3: 人に教えられる」のように、 各段階が何を意味するかを言葉で決めます。基準があいまいだと、評価する人によって差が出ます。
3. 評価して更新する 本人の自己評価と上司の評価を突き合わせる方法がよく取られます。 半年・1年ごとなど、更新する時期を決めておきます。
形だけで終わらせないために
研修とつなげる スキルマップで足りない部分が分かっても、学ぶ手段がなければ埋まりません。 スキルごとに、対応する研修や教材を決めておきます。
客観的な材料を足す 自己評価だけでは、得意・不得意を正しくつかめないことがあります。 確認テストの結果など、 客観的な材料と組み合わせると、評価の精度が上がります。
パレットLMS・パレットCBTでの扱い
パレットLMSでは、スキルマップの評価の材料として、次のような情報を使えます。
- テストの設問にタグを付けると、受講者カルテでその人のタグ別の得意・不得意を確認できます。 コース別のレポートでも、タグごとの正答率を見られます
- 受講者別のレポートや修了証の一覧を、CSVで出力できます
- 社外の研修や資格の講習は外部研修の履歴として記録できます(証明書のファイルも添えられます)
パレットCBTの試験では、セクション・カテゴリ別の成績を出せるため、 分野ごとの習熟度を測る試験として使えます。
