ジョブローテーション
読み: しよふろーてーしよん別名: Job Rotation、ローテーション、計画的異動、定期異動
社員を計画的に複数の部署や職務に異動させ、経験の幅を広げる育成の方法です。ねらいと注意点、異動があるときの研修記録の扱いを解説します。
ジョブローテーションは、社員を計画的に複数の部署や職務へ異動させ、 経験の幅を広げる育成の方法です。
研修で知識を学ぶのではなく、実際に仕事を担当することで学ぶ方法で、 OJTの延長として位置づけられることもあります。
ねらい
- 事業の全体像をつかむ — 複数の部署を経験すると、仕事のつながりが見える
- 適性を見つける — 本人も会社も、向いている仕事を見極められる
- 将来の幹部を育てる — 幅広い経験を積ませる(サクセッションプラン)
- 属人化を防ぐ — 特定の人にしかできない業務を減らす
気をつけたい点
専門性が育ちにくい 短い期間で異動を繰り返すと、どの仕事でも深い経験が積めません。 専門性を求める職種では、期間や対象を分けて考えます。
本人の希望とずれる 会社の都合だけで異動先を決めると、意欲を下げることがあります。 本人の希望を聞く場や、社内公募制度と組み合わせる方法があります。
受け入れる部署の負担 異動してくる人が立ち上がるまでは、受け入れる部署の負担が増えます。 立ち上がりを支える研修や相談相手を用意しておきます (オンボーディング・メンター制度)。
何を学んだかを残す
異動のたびに、何を経験し、何ができるようになったかを記録しておかないと、 経験が本人の記憶の中だけに残ります。
- 担当した業務と期間
- 身につけたスキル(スキルマップ)
- 受けた研修と、その結果
この記録は、次の配置やキャリアパスを考える材料になります。
研修の記録と異動
異動が多い会社では、研修の実績を部署ごとに集計するときに 「異動した人をどちらの部署で数えるか」が問題になります (年度集計)。 異動の履歴が残っていないと、後から受講当時の部署で数え直すことができません。
パレットLMSでの扱い
パレットLMSでは、受講の記録は部署ではなく一人ひとりに残るため、 異動しても過去の受講履歴はそのまま引き継がれます。
- 異動の履歴を保持しており、組織別のレポートを 現在の所属と受講当時の所属のどちらでも集計できます
- CSVの一括登録を日付を指定して予約でき、 異動の日に合わせて所属を切り替えられます
