研修の運用・制度
新しく加わった人が早期に立ち上がるための受け入れ施策です。研修設計と、中途入社者への対応を解説します。
オンボーディングは、新しく加わった人が 組織になじみ、早期に業務で成果を出せるようになるまでの 受け入れ施策全般を指します。
入社初日の手続きだけでなく、 数か月にわたる立ち上がりの支援までを含む考え方です。
研修として何を届けるか
内容は大きく3つに分かれます。
全員に共通するもの 就業規則、情報セキュリティ、コンプライアンス、経費精算の手順など。 必修研修として全員に配信します。
職種ごとに必要なもの 製品知識、業務システムの使い方、業界知識など。 配属先によって内容が変わります。
組織になじむためのもの 企業理念、事業の全体像、部署の役割、社内の相談先。 これらは対面で伝えたほうが伝わることが多く、 集合研修との組み合わせが向きます。
中途入社者への対応が課題になりやすい
新卒は入社時期が揃うため、集合研修を組みやすい一方、 中途入社者は入社日がばらばらです。
「次の集合研修まで2か月待ち」という状態になると、 その間の立ち上がりが本人任せになります。
eラーニングであれば 入社日に合わせて個別に配信できるため、 共通部分は入社直後に届け、対面が必要な部分だけを 定期開催の研修で補う設計にできます。
設計のポイント
初日に詰め込みすぎない 初日に8時間の研修を入れても定着しません。 数週間に分けて配信するほうが吸収されます。
受け入れ側の準備も含める 本人向けの研修だけでなく、 受け入れる部署側の準備(メンターの設定、初期業務の用意)まで 含めて設計すると、立ち上がりが早くなります。
立ち上がりを確認する 配信して終わりにせず、一定期間後に理解度や状況を確認します。 つまずいている人を早く見つけられます。
パレットLMSでの扱い
パレットLMSでは、入社日に合わせて 個別にコースを割り当てられます。 学習パスを使えば、 「入社時 → 1か月後 → 3か月後」という段階的な配信を 順序立てて設計できます。
集合研修の管理も同じ画面で行えるため、 オンラインと対面を組み合わせた受け入れ設計ができます。
