平均点・正答率(結果の集計)
読み: へいきんてん別名: Score Statistics、結果の集計、得点分布、合格率
試験の結果を集計して全体の傾向を見る指標です。平均点・合格率・得点分布などの読み方と、注意点を解説します。
結果の集計は、受験者一人ひとりの点数をまとめて、 試験全体としてどうだったかを見ることです。 平均点や合格率のような試験全体の指標と、 設問ごとの正答率のような問題ごとの指標があります。
試験全体を見る指標
平均点 受験者の点数の平均です。もっともよく使われますが、 一部の極端な点数に引っ張られることがあります。
最高点・最低点 点数の幅を示します。平均点と合わせて見ると、ばらつきの大きさが分かります。
合格率 合格基準を満たした受験者の割合です。 想定より大きくずれたときは、基準か問題のどちらかを見直すきっかけになります。
得点分布 点数の帯ごとに人数を並べたものです。 平均点が同じでも、「中ほどに集まっている」のか「高い人と低い人に分かれている」のかで、 試験の状態はまったく違います。平均点だけで判断せず、分布も見るのが基本です。
問題ごとを見る指標
正答率 その設問に正解した受験者の割合です。 全員が正解した設問・誰も正解できなかった設問は、受験者の力を見分けられていません。
設問ごとの正答率や識別度を使った分析は、 設問別統計(項目分析)で詳しく解説しています。
分野ごとの成績 問題を分野やセクションで分けて集計すると、 どの分野が弱いかが分かり、研修や教材の見直しにつながります。
読むときの注意
人数が少ないと数字がぶれる 受験者が数人の試験では、1人の結果で平均点や正答率が大きく動きます。 人数がそろうまでは、傾向をつかむ程度に留めます。
比べる集団をそろえる 部署や受験した時期で絞り込んで比べると、違いが見えやすくなります。 ただし、条件の違う集団同士の比較は慎重に扱います。
受験者に見せるかは別に決める 平均点や順位を受験者に見せると、自分の位置が分かる一方、 少人数の試験では他人の点数を推測できてしまうことがあります。
パレットCBTでの扱い
パレットCBTの結果の画面では、受験者数・平均点・合格率・最高点・最低点と得点分布を確認できます。 グループなどで絞り込むと、全体と絞り込み中の数字を並べて比べられます。 あわせて設問別の正答率と識別度、セクション/カテゴリ別の成績も表示され、結果はCSVで書き出せます。
受験者への平均点・順位・偏差値の表示は、主催者が試験ごとに選べます。 表示するのは受験期間の終了後で、受験者が少ない試験では表示しません。
