組織階層(部署のグループ)
読み: そしきかいそう別名: Organizational Hierarchy、部署階層、グループ階層、組織ツリー
本部・部・課といった組織の構造を、研修システムの中で入れ子のグループとして表す考え方です。組み方と異動への備えを解説します。
組織階層は、本部・部・課といった会社の構造を、 研修システムの中で**入れ子のグループ(木構造)**として表したものです。
たとえば「本社 > 営業本部 > 東日本営業部 > 第1課」のように、 上位のグループの下に配下のグループがぶら下がる形になります。
階層があると何が変わるか
組織階層は、研修運用のいろいろな場面の「単位」になります。
- 割り当て — 「営業本部の全員にこのコース」と、部署単位で対象者を決める
- 集計 — 営業本部の修了率に、配下の部・課の人も含めて数える
- 見える範囲 — 部署の責任者に、自部署と配下の人の状況だけを見せる
- 連絡 — 部署を宛先にしてお知らせや督促を送る
階層が無く部署が横並びだと、「本部全体ではどうか」を 毎回手で足し合わせることになります。
組み方のポイント
名前ではなくコードで扱う 部署名は組織変更のたびに変わります。人事の部署コードのような 変わりにくい識別子を付けておくと、名簿の取り込みや集計がぶれません。
深くしすぎない 人事上の組織を細部まで再現すると、割り当てや集計の操作が煩雑になります。 研修の運用で使う粒度(多くは部・課まで)にとどめるのが扱いやすいです。
役職や等級は階層にしない 「課長」「主任」などを部署の階層に混ぜると、木が崩れます。 役職・等級は人の属性として別に持ち、階層別研修の 対象者を選ぶときに使います。
兼務をどう扱うか決めておく 1人が複数の部署に所属する場合、集計でどちらにも数えるのか、 主務だけで数えるのかを先に決めておきます。
組織変更・異動への備え
組織階層は毎年のように変わります。 4月の組織変更に合わせて名簿を入れ替えると、 過去の実績をどの部署で数えるかという問題が出てきます。
異動の履歴を残していれば、「受講当時の所属」で過去の実績を集計できます。 詳しくは年度集計をご覧ください。
パレットLMS・パレットCBTでの扱い
パレットLMSでは、グループを入れ子にして組織階層を作れます。 1人が複数のグループに所属でき、グループにはコードを付けられます。
- ユーザーの一括登録のCSVで、所属をグループのコードで指定できます
- グループ自体も、親グループの指定を含めてCSVで出力・取り込みできます
- グループ単位でコースを割り当てられ、今後グループに加わる人へ自動で割り当てる設定もできます (上位のグループの設定は配下のグループにも効きます)
- 組織別のレポートは、配下のグループを含めて集計します。 所属の履歴を保持しているため、受講当時の所属での集計もできます
- 部署管理者が見られるのは、受け持つグループとその配下の受講者だけです
パレットCBTでも、受験者を階層のグループに分けて管理できます。 試験の対象者や受験者へのお知らせの宛先をグループで指定でき、 結果一覧は「受験時の所属」で絞り込めます。
