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GLOSSARY用語集

研修の運用・制度

権限とロール

読み: けんけんとろーる別名: Role-Based Access Control、RBAC、ロール、権限設計

ひとことで

管理者・講師・受講者など、役割ごとに見える範囲とできる操作を決める考え方です。役割の分け方と設計の勘所を解説します。

ロール(役割)は、システムの利用者に 「何を見て、何を操作できるか」をまとめて割り当てる単位です。

一人ひとりに権限を細かく設定するのではなく、 役割ごとに権限の束を決めておき、人に役割を付ける考え方で、 一般にRBAC(ロールベースのアクセス制御)と呼ばれます。

研修システムでよくある役割

役割 主な仕事
管理者 利用者の登録、コースの割り当て、全体の設定
講師 教材づくり、採点、質問への回答
受講者 割り当てられた研修を受ける
部署の責任者 自部署の進み具合を見て、遅れている人に声をかける

名前は製品によって違いますが、「作る人」「運用する人」「受ける人」「見守る人」に 分けて考えると整理しやすくなります。

「できる操作」と「見える範囲」を分けて考える

権限には2つの軸があります。

  • できる操作 — 作る・変える・消す・送る
  • 見える範囲 — 全社か、担当するコースだけか、自部署だけか

受講の記録や成績は人事情報です。 上長に自部署の進み具合は見せたくても、他部署の成績まで見せる必要はありません。 「操作はできないが、自部署の状況は見られる」という役割があると、 現場を巻き込みやすくなります。

設計のポイント

必要な分だけ渡す(最小権限) 「便利だから全員を管理者に」とすると、誤操作や情報の持ち出しの余地が広がります。 仕事に必要な範囲だけを渡すのが基本です。

管理者は1人にしない 管理者が1人だけだと、休暇や退職のときに運用が止まります。 一方で多すぎると、誰が何を変えたのか追えなくなります。 少数の複数人にして、操作の記録を残しておくのが現実的です。

異動・退職で役割を見直す 異動した人に前の部署の権限が残っていないか、定期的に確認します。 SCIMでID基盤とアカウントを同期しておくと、 退職者のアカウントが残り続けることを防げます。

パレットLMS・パレットCBTでの扱い

パレットLMSの役割は管理者・講師・部署管理者・受講者の4つです。

  • 管理者 — ユーザー・グループ・コースの割り当て・設定を含む全体の運用
  • 講師 — コースを作り、担当するコースの採点・質問対応・レポートを受け持ちます。 レポートに出る受講者は、担当するコースに割り当てのある人に絞られます
  • 部署管理者 — 受け持つグループ(配下のグループを含む)の受講者の進み具合を見て、 未修了の人に督促を送る役割です。コースや設定を変えることはできません。 受け持つグループを決めるまでは、誰の情報も見えません
  • 受講者 — 割り当てられたコースを受講します

パレットCBTの管理側の役割はオーナー・管理者・作問者・採点者・閲覧者の5つです。 作問者は問題とテストの作成・編集だけ、採点者は手動採点と結果の閲覧だけ、 閲覧者は結果・統計・モニタリングの閲覧だけ、と範囲を分けています。 メンバーの管理はオーナーだけが行えます。 管理側の役割ごとに2段階認証を必須にすることもできます。

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