暗号化(通信と保存)
読み: あんこうか別名: Encryption、TLS、HTTPS、通信の暗号化、保存データの暗号化、ハッシュ化
データを、鍵を持たない人には読めない形に変換して守る仕組みです。通信の暗号化と保存データの暗号化の違い、確認するときの観点を解説します。
暗号化は、データを鍵を持たない人には読めない形に変換して守る仕組みです。 クラウドサービスでは、通信の途中と保存しているデータの2つの場面で使われます。
研修や試験のシステムには、社員の氏名や受験の結果などが入るため、 情報システム部門の審査でよく確認される項目です。
通信の暗号化
ブラウザとサービスのあいだの通信を暗号化し、途中で盗み見られたり 書き換えられたりするのを防ぎます。現在は TLS という方式が使われます。
アドレスが https:// で始まるのは、TLSで暗号化した通信であることを示しています。
さらに、ブラウザに「このサイトには暗号化した通信でしか接続しない」と伝える
HSTS という仕組みを使うと、暗号化されていない接続をさせないようにできます。
保存データの暗号化
サーバーに保存したデータを暗号化しておくと、記憶媒体が盗まれたり、 廃棄の際に持ち出されたりしても、中身を読まれにくくなります。
ただし、ログインした人がサービスの画面からデータを見ることは、暗号化では止められません。 誰がどこまで見られるかは、権限とロールなどのアクセスの制御で守ります。
パスワードの保管は「元に戻せない形」で
パスワードは、暗号化して保管するのではなく、元に戻せない形に変換して保管するのが一般的です。 ログインのときは、入力されたパスワードを同じ方法で変換し、結果が一致するかを比べます。
事業者も元のパスワードを知ることができないため、 パスワードを忘れたときは「再設定」になります。
確認するときの観点
- すべての通信が暗号化されているか。暗号化されていない接続を受け付けないか
- 保存するデータが暗号化されているか
- パスワードを元に戻せない形で保管しているか
- 手元に書き出したCSVなどのファイルをどう扱うか
最後の点は利用者の側の課題です。サービスから書き出したファイルは、 サービスの暗号化の外に出ます。社内での保管の場所や、消す時期を決めておきます。
パレットLMS・パレットCBTでの扱い
パレットLMS・パレットCBTでは、次のようにデータを保護しています。
- すべての通信を TLS で暗号化しています。ブラウザに対しては HSTS を宣言し、 暗号化されていない通信での接続を受け付けません
- 保存するデータは、記憶媒体の単位で暗号化しています
- パスワード等の認証情報は、復元できない形に変換して保管しています
詳しくはセキュリティのページをご覧ください。
