女性活躍推進と研修
読み: しよせいかつやくすいしん別名: Women's Leadership、女性活躍推進、女性リーダー研修、女性管理職育成、女性活躍推進法
女性が能力を発揮し、管理職などへ進みやすくするための取り組みと、その中での研修の役割です。法律の枠組みの概要と、研修の設計で気をつけたい点を解説します。
女性活躍推進は、女性が職場で能力を発揮し、 希望に応じて管理職などへ進んでいけるようにする取り組みです。
研修はその手段の1つですが、研修だけで状況が変わるわけではありません。 働き方・評価・配置の仕組みと合わせて考えることが前提になります。
法律の枠組み(概要)
日本では女性活躍推進法(女性の職業生活における活躍の推進に関する法律)にもとづき、 一定の規模以上の事業主に、次のような取り組みが求められています。
- 自社の女性の活躍の状況を把握し、課題を分析する
- 目標と取り組みを盛り込んだ行動計画を作り、届け出て、社内外に知らせる
- 女性の活躍に関する情報を公表する
取り組みが優良な事業主は、厚生労働大臣の認定(えるぼし認定)を受けられる仕組みもあります。 公表した情報は、人的資本開示の中で使われることもあります。
⚠ 対象となる事業主の規模や、公表が求められる項目は、法改正によって変わってきています。 自社に何が求められるかは、厚生労働省などの最新の情報をご確認いただくか、 社会保険労務士などの専門家にご相談ください。 本ページは考え方の概要のご説明です。
研修でよく扱うテーマ
本人向け
上司・管理職向け
- 思い込みによる仕事の割り振りや評価に気づく研修 (ダイバーシティ研修)
- 部下の育成とキャリアの対話の進め方(1on1ミーティング)
設計で気をつけたい点
本人だけに変化を求めない 女性向けの研修だけを行うと、「足りないのは本人の側だ」という 受け止めを生むことがあります。経験を積む機会の配り方や評価の仕方など、 上司・職場の側の見直しと組み合わせます。
一括りにしない 目指したいキャリアは人によって異なります。 全員に同じ道を前提とした研修を割り当てるのではなく、 本人の希望を聞きながら、選べる形にします。
経験の機会と組み合わせる 研修で学んでも、それを試す仕事を任されなければ力は伸びません。 研修の後に、どんな役割や仕事を任せるかまで計画します (研修転移)。
参加しやすい時間と形にする 育児や介護などで時間に制約がある人も参加できるよう、 開催時間や、オンラインで受けられる形を考えます。
