出題順・選択肢のシャッフル
読み: しやつふる別名: Shuffle、ランダマイズ、選択肢の並べ替え
問題の順番や選択肢の並びを受験者ごとに入れ替える設定です。効果と、入れ替えてはいけない場面を解説します。
シャッフルは、問題の出る順番や、選択肢の並びを受験者ごとに入れ替える設定です。 問題そのものは同じでも、受験者によって見え方が変わります。
ランダム出題との違い
ランダム出題は、問題プールからどの問題を出すかを変える仕組みです。 シャッフルは、出す問題は同じまま、順番と並びを変えます。
| 仕組み | 変わるもの | 受験者ごとの問題 |
|---|---|---|
| ランダム出題 | 出題される問題そのもの | 違う |
| シャッフル | 問題の順番・選択肢の並び | 同じ |
両方を組み合わせると、受験者ごとの違いがさらに大きくなります。
何のために使うのか
答えの共有を難しくする 全員が同じ順番・同じ並びだと、「3問目はB」のように答えを伝えるだけで共有できてしまいます。 並びが受験者ごとに違えば、記号だけの共有は役に立ちません。 不正対策のうち、受験者の負担がほとんど無い手段です。
位置の癖を消す 作問者は、正解を特定の位置(真ん中など)に置きがちです。 選択肢を入れ替えれば、「迷ったらC」のような推測が効きにくくなります。
入れ替えてはいけない場面
選択肢の順番に意味がある設問 「すべて正しい」「上のいずれでもない」のような選択肢、 「1年・3年・5年・10年」のように大きさの順に並べた選択肢は、 入れ替えると読みにくくなったり、意味が通らなくなったりします。 こうした設問は、設問ごとにシャッフルを外せる仕組みが要ります。
つながりのある問題 1つの長文や図表に複数の設問がつく「セット問題」は、 設問をばらばらにすると解けなくなります。 まとまりを保ったまま順番を入れ替える必要があります。
易しい問題から並べたい試験 受験者の緊張をほぐすため、あえて易しい順に並べる設計もあります。 この場合は問題の順番は固定します。
パレットCBTでの扱い
パレットCBTでは、セクションごとに 問題のシャッフルと選択肢のシャッフルを設定できます。 単一選択・複数選択の問題には、問題ごとに「出題時に選択肢をシャッフルする」設定もあります。 セクションの選択肢のシャッフルはそのセクションのすべての問題にかかるため、 順番に意味がある選択肢を含む場合は、セクションの設定を外し、入れ替えてよい問題だけ問題ごとに設定します。
セット問題は、同じセットの設問をまとまったまま並べ替えます。 並べ替えの形式は、正しい順番のまま表示されないよう、常に項目を入れ替えて出題します。
並びは受験を開始した時点で決まり、受験中に入れ替わることはありません。 難易度×カテゴリを指定したランダム抽出と組み合わせることもできます。
