受講の離脱(途中でやめる人を減らす)
読み: しゆこうのりたつ別名: Dropout、途中離脱、受講の中断、未修了
研修を始めたのに途中で止まってしまうことです。離脱が起きる理由と、早く気づいて手を打つための仕組みを解説します。
受講の離脱は、研修を始めたのに、途中で止まってしまうことです。 eラーニングのように各自のペースで進める研修では、 集合研修よりも離脱が起きやすくなります。
離脱は、修了しなかった人の数だけを見ても防げません。 どこで止まったかと、止まったことにどれだけ早く気づけるかが鍵になります。
離脱が起きる理由
後回しにされる 業務が優先され、「時間ができたらやろう」と思っているうちに期限を迎えます。 長い教材ほど、この後回しが起きやすくなります。
つまずく 内容が難しい、テストに何度も落ちる、何をすれば完了か分からない、 といったところで手が止まります。
意味を感じない 自分の仕事に関係がないと感じる研修は、最初の数本で止まりがちです (ARCSモデルの「関連性」の話です)。
環境の問題 音を出せない、職場のパソコンでは見られない、といった理由で受けられないこともあります。
離脱を減らす作り方
- 教材を短く区切る(マイクロラーニング)
- 何をすれば完了かを、受講者に分かる形で示す(修了条件)
- 最初に「この研修で何ができるようになるか」を伝える(学習目標)
- スマートフォンでも受けられるようにする(モバイルラーニング)
早く気づいて手を打つ
離脱は、期限の直前に気づいても間に合わないことが多いものです。
止まり方で分けて見る 「まだ始めていない人」と「始めたが止まっている人」では、声のかけ方が違います。 前者には研修の目的を、後者にはつまずいた箇所の手助けを届けます。
督促は自動と手動を使い分ける 期限前の案内は自動リマインドに任せ、 長く止まっている人には上司や担当者から直接声をかける、と役割を分けます。
教材の側も見直す 特定の教材で止まる人が多いなら、受講者ではなく教材に原因があると考えます。
パレットLMSでの扱い
パレットLMSでは、止まっている人の把握と督促を次のように行えます。
- 要フォローの画面に、未着手・停滞・期限接近・期限超過の受講者が分けて並びます。 その場で督促を送れ、まとめて送ることもできます
- 期限の前と、期限を過ぎた後の自動リマインドをルールで設定できます
- 部署管理者は、受け持つ部署の未修了者に督促を送れます
- コース別のレポートの教材別の完了率で、どの教材で止まる人が多いかを確かめられます
- 受講者の画面には、コースの進み具合と、教材ごとの完了の条件と今の進み具合が表示されます。 動画は前回の続きから再生できます
