修了条件
読み: しゆうりようしようけん別名: Completion Criteria、修了要件、完了条件、修了基準
何を満たせば研修を修了したとみなすかの決まりです。教材ごとの完了とコースの修了の決め方、途中で変えるときの注意を解説します。
修了条件は、何を満たせば、その研修を修了したとみなすかの決まりです。 修了は修了証の発行や修了率の集計の根拠になるため、 研修を始める前にはっきり決めておく必要があります。
2つの段階で考える
修了条件は、多くの場合2つの段階に分けて決めます。
教材ごとの完了条件 — 1つの教材を「済み」にする条件
- 動画: 最後まで、または一定の割合を視聴したら
- 資料: 全ページを閲覧したら
- テスト: 合格基準に届いたら
- 課題: 提出したら、または採点で合格したら
- 集合研修: 出席したら
コースの修了条件 — 教材の完了をどう組み合わせて修了とするか
- すべての教材を完了したら
- 必須の教材だけを完了したら(任意の教材は含めない)
- いくつかの教材から、決めた数を完了したら
決めるときの考え方
「見た」より「できた」を確かめる 動画を再生しただけ、資料を開いただけで修了にすると、流しっぱなしでも修了できてしまいます。 必修研修では、最後に確認テストを置き、 合格を修了の条件にするのが一般的です。
厳しすぎる条件にしない すべての動画を最後まで視聴、テストは満点、のような条件は、 受講者の負担に比べて得られるものが小さく、修了率を下げる原因になります。
受講者に見えるようにする 何をすれば終わるのかが分からないと、受講者は迷います。 教材ごとに完了の条件を画面に示しておくと、問い合わせも減ります。
途中で変えるときの注意
受講が始まってから修了条件を変えると、すでに受けている人の扱いが問題になります。
- 条件をゆるめたとき、すでに満たしている人をその場で修了にするのか
- 条件を厳しくしたとき、修了済みの人を取り消すのか
一般には、修了済みの人は取り消さないのが無難です。 大きく変えるなら、新しい版や年度版のコースとして作り直すほうが、記録を説明しやすくなります (コースの版管理)。
パレットLMSでの扱い
パレットLMSでは、コースの編集画面の「修了条件」タブで決めます。
- 教材の完了条件 — 教材の種類で決まります(テストは合格、アンケートは提出、 PDF・スライドは全ページの閲覧、集合研修は出席など)。 動画は完了とみなす視聴率を変えられ、課題は「提出したら・採点されたら・合格点以上で」から選べます
- コースの修了条件 — 教材を「任意」にして修了から外したり、 章ごとに「必須の教材のうち何個を選んで受講すれば済みか」を決めたりできます
- 変える前の確認 — 保存の前に、修了になる受講者の人数を確かめられます。 条件をゆるめると満たした人はその場で修了になり、厳しくしても修了済みの人は修了のままです
- 受講者の画面には、教材ごとに完了の条件と、いまどこまで進んだかが表示されます
修了すると、設定に応じて修了証が発行されます。順次型の学習パスでは次のコースが割り当てられます。 受講していない人を個別に修了扱いにする(強制修了)ことや、コースの対象から外す(免除)こともできます。
