キャリア自律(キャリア開発)
読み: きやりあしりつ別名: Career Development、キャリア開発、キャリア形成、自律的キャリア、CDP
社員が自分のキャリアを自ら考え、必要な学びを選んでいく考え方です。会社が用意する仕組みと、研修の届け方の変化を解説します。
キャリア自律は、社員が自分のキャリアを自ら考え、 必要な経験や学びを主体的に選んでいくという考え方です。
会社が計画を立てて社員を育てるキャリア開発(CDP: Career Development Program)に対して、 本人の意思を出発点にする点に重きがあります。 実際には、会社の仕組みと本人の主体性の両方を組み合わせて進めます。
なぜ注目されているのか
会社が一律に道筋を示しにくくなった 事業や仕事の中身が変わる速さが増し、 「この順番で経験を積めば一人前」という道筋を会社が示しにくくなっています。
働き方や価値観が多様になった 転職や副業、専門職としての道など、選べる働き方が増え、 全員に同じキャリアの道筋を当てはめることが難しくなりました。
リスキリングと同じく、 「学び続けること」を前提にした人材育成の流れの1つです。
会社が用意する仕組み
- キャリア面談 — 上司や専門の担当者と、これからの仕事や目標を話し合う
- キャリア研修 — 年代や節目ごとに、自分の強みや今後を振り返る
- 社内公募 — 本人の希望で異動に手を挙げられる
- 自己啓発の支援 — 講座の受講料の補助や、学べる講座の一覧の提供
研修の届け方の変化
キャリア自律を進めると、研修は「会社が割り当てるもの」だけでなく、 本人が選んで受けるものの割合が増えます。
選べる講座を見える化する どんな講座があるかが分からなければ、選びようがありません。 コースカタログのように、 受けられる講座を一覧で示します。
申し込みの手間を減らす 受講に上司の承認が必要な場合でも、 受講申請と承認の流れをシステムの中で完結させると、手続きが負担になりません。
社外の学びも記録する 本人が選んだ社外の講座や資格の勉強も、育成の実績として残します (外部研修)。
必修とのバランス 選べる講座を増やしても、必修研修や 階層別研修の土台は残ります。 両方を同じ仕組みで管理できると、受講者にも分かりやすくなります。
パレットLMSでの扱い
パレットLMSでは、本人が選んで受ける研修と、会社が割り当てる研修を同じ画面で扱えます。
- コースカタログで、受講者が受けられる講座を探し、自分で受講を始められます。 コースごとに、受講申請と管理者の承認を必須にすることもできます
- 学習パスで、目指す役割に向けた講座の道筋を示せます
- 社外の研修は管理者が外部研修の履歴として記録でき、受講者は自分の記録を確認できます
