動画研修(動画教材)
読み: とうかけんしゆう別名: Video Learning、動画教材、研修動画、録画研修
研修の内容を動画で届け、受講者が各自の都合で視聴する研修です。向く内容と、最後まで見てもらうための作り方・運用の勘所を解説します。
動画研修は、研修の内容を録画した動画で届け、受講者が各自の都合で視聴する研修です。 eラーニングの教材として最もよく使われる形式で、 講義の録画、操作手順の画面録画、事例を再現した映像など、作り方はさまざまです。
動画が向く内容・向かない内容
向く内容
- 手順や操作のように、動きを見せたほうが早いもの
- 経営層のメッセージなど、話し手の表情や声ごと伝えたいもの
- 毎期、同じ説明を繰り返しているもの
向かない内容
- 規程の条文や数値の一覧のように、読み返して確かめるもの(PDFやテキストのほうが探しやすい)
- 頻繁に変わる内容(直すたびに撮り直しが要る)
- 議論やロールプレイのように相手が要るもの(集合研修向き)
最後まで見てもらう作り方
短く区切る 長い動画は後回しにされ、途中で離脱されやすくなります。 テーマごとに分けた短い動画を並べるマイクロラーニングの考え方が有効です。
冒頭で「何ができるようになるか」を示す 最初に、この動画を見ると何ができるようになるのかを伝えます (学習目標)。
見たあとに確かめる 視聴しただけでは、理解したかどうかは分かりません。 動画の後に短い確認テストを置くと、理解の確認と記録が同時にできます。
「見た」をどう判定するか
動画研修では、何をもって視聴済みとするかを決めておく必要があります。
- 再生を始めただけで済みにすると、流しっぱなしでも終わらせられます
- 早送りを自由にすると、最後だけ再生して終わらせることもできます
- 反対に、早送りも倍速も禁じると、内容を知っている人にも同じ時間を求めることになります
必修の研修なら「一定の割合を視聴したら完了」「早送りは禁止、倍速は許可」のように、 研修の性格に合わせて決めます(修了条件)。
字幕と文字起こし
音を出せない職場の人や、聴覚に障害のある人も同じ内容を受け取れるように、 字幕や文字起こし(話している内容を文章にしたもの)を用意しておくと安心です。 あとから内容を探すときにも役立ちます。
パレットLMSでの扱い
パレットLMSでは、動画ファイルをアップロードして教材にできます。 外部の動画サービスの動画を埋め込むこともできます。
- アップロードした動画は、完了とみなす視聴率を教材ごとに変えられます
- コースごとに倍速再生の許可とシーク(早送り)の禁止を設定できます(視聴済みの範囲へ戻ることはいつでもできます)
- 受講者は前回の続きから再生でき、まだ見ていない区間も分かります
- 動画に字幕のファイルと文字起こしの文章を添えられます
- 埋め込んだ外部の動画は、受講者が「視聴を完了する」を押すと完了します
- コース別のレポートの教材別の完了率で、どの動画で止まっている人が多いかを確かめられます
動画教材の制作のご相談は、制作・支援サービスで承っています。
