ハラスメント防止研修
読み: はらすめんとほうしけんしゆう別名: Harassment Prevention Training、ハラスメント研修、パワハラ防止研修、セクハラ防止研修
職場でのハラスメントを防ぐため、何がハラスメントにあたるかや、起きたときの対応を学ぶ研修です。法令上の背景と、対象者別の設計を解説します。
ハラスメント防止研修は、職場でのハラスメントを防ぐために、 何がハラスメントにあたるのか、起きたときにどう対応するのかを学ぶ研修です。
多くの企業で、法定研修・コンプライアンス研修の一つとして、 全員が受ける必修研修に位置づけられています。
法令上の背景
日本では、職場のパワーハラスメント、セクシュアルハラスメント、 妊娠・出産・育児休業などに関するハラスメントについて、 事業主に防止のための雇用管理上の措置が義務付けられています。
措置には、たとえば次のようなものがあります。
- ハラスメントを行ってはならないという方針を明確にし、周知・啓発する
- 相談の窓口を設け、適切に対応できるようにする
- 起きたときに、事実を確かめ、迅速かつ適切に対応する
- 相談した人のプライバシーを守り、相談を理由に不利益な扱いをしない
研修は、このうち方針の周知・啓発の方法としてよく使われます。
⚠ 求められる措置の内容は、法令や指針で定められており、改正されることがあります。 自社に求められる対応は、厚生労働省などの最新の情報をご確認いただくか、 社会保険労務士・弁護士などの専門家にご相談ください。 本ページは考え方の概要と、研修の設計についてのご説明です。
対象者に合わせて内容を変える
全員向け どんな言動がハラスメントにあたりうるか、会社の方針、 相談の窓口とその使い方を伝えます。 「自分が相談できる」ことを知ってもらうことも大切な目的です。
管理職向け 指導とハラスメントの境目、部下から相談を受けたときの対応、 職場で起きたことに気づいたときの動き方を扱います (管理職研修)。
相談の窓口の担当者向け 話の聞き方、記録の残し方、秘密の守り方など、 相談を受ける役割に必要なことを、より詳しく学びます。
設計の勘所
身近な場面で考える 条文や定義の説明だけでは、自分の職場に当てはめにくいものです。 「この言い方はどうか」といった具体的な場面を題材にすると、境目を考えやすくなります。
萎縮させない 「何を言ってもハラスメントになる」と受け止められると、 必要な指導や会話までためらわれるようになります。 適切な指導のあり方もあわせて伝えます。
理解を確かめ、記録を残す 短い確認テストで理解を確かめ、 誰がいつ受講したかを記録しておきます。内容は毎年見直します。
パレットLMSでの扱い
パレットLMSでは、コースを必修に設定し、期限と 自動リマインドで未修了者を追いかけられます。
- 確認テストと合格基準を組み合わせ、合格を修了の条件にできます
- 役職などのユーザーの項目で対象者を選んで割り当てられるため、 管理職向けのコースを別に用意できます(項目を見られるのは管理者だけです)
- 毎年行う研修は、コースを年度版として複製できます(前年の割当や受講記録は引き継ぎません)
- 年度・部署ごとの集計と、受講記録のCSV出力に対応しています
