受験停止(失格の扱い)
読み: しゆけんていし別名: Exam Suspension、失格、受験の拒否、受験禁止
不正行為などを理由に、受験者がその後の試験を受けられないようにする措置です。失格・無効化との違いと、決めておくことを解説します。
受験停止は、不正行為などを理由に、受験者がその後の試験を一定の期間、 または期限を設けずに受けられないようにする措置です。 資格・検定の受験案内では「以後の受験をお断りする」「一定期間受験を認めない」などと書かれます。
失格・無効化・受験停止の違い
似た言葉ですが、対象が違います。
| 措置 | 対象 | 例 |
|---|---|---|
| 失格・受験の無効化 | すでに受けたその回の受験 | 代理受験が分かった回の結果を認めない |
| 受験停止 | これからの受験 | 以後 1 年間、申込と受験を受け付けない |
重い不正では、その回を無効にしたうえで、受験停止も行うのが一般的です。 受験の無効化は正答の訂正と受験の無効化で解説しています。
先に決めておくこと
根拠を規程に書いておく どんな行為が受験停止の対象になるのか、期間をどう決めるのかを、 受験規約や受験案内で受験者に事前に示しておきます。後から作った基準で処分すると、争いの元になります。
誰が判断するか 検知の担当者がその場で決めるのではなく、記録を見て判断する人や手順を決めておきます。
本人への伝え方と問い合わせの窓口 停止したことと理由を誰がどう伝えるか、本人からの申し立てをどこで受けるかを決めます。
合格証と受験料の扱い すでに出した合格証を取り消すか、支払い済みの受験料をどうするかも、あわせて決めておきます。
⚠ 受験停止は受験者にとって重い不利益になります。 規程の定め方や個別の判断に迷うときは、弁護士などの専門家にご相談ください。
運用での注意
疑いの段階で決めない 画面離脱の記録などは「不正の疑い」であって、証明ではありません。 不正対策の記録や本人への確認をもとに判断します。
記録を残す いつ・誰が・どんな理由で停止し、いつ解除したかを残しておくと、 後から問い合わせを受けたときに説明できます。
パレットCBTでの扱い
パレットCBTでは、主催者が受験者の詳細画面から受験停止を記録できます。
