正答の訂正と受験の無効化(出題ミスへの対応)
読み: せいとうのていせい別名: Answer Key Correction、出題ミス、再採点、採点の訂正、受験の無効化
試験の後で出題ミスや受験中のトラブルが分かったときの、採点のやり直しと受験の取り扱いです。対応の選び方と運用の注意を解説します。
正答の訂正は、試験の実施後に正解の登録ミスや問題の不備が見つかったとき、採点をやり直すことです。 受験の無効化は、機器のトラブルや不正などで、特定の受験を「なかったこと」として扱うことです。 どちらも、試験の公平さを守るための事後の対応です。
出題ミスへの対応の選び方
問題の不備の種類によって、取るべき対応が変わります。
| 状況 | 一般的な対応 |
|---|---|
| 正解の登録を間違えていた | 正しい正解で採点し直す |
| 問題文や選択肢があいまいで、複数の解釈ができる | 全員を正解として扱う |
| 問題として成り立っていない | その問題を採点から外す(満点も減る) |
「全員正解」は誰も不利にならない代わりに、実力の差が出ない設問になります。 「採点から外す」は満点が変わるので、合格基準を点数で決めている場合は影響を確かめます。
受験の無効化を使う場面
- 回線や機器のトラブルで受験が中断し、やり直してもらう
- 不正が確かめられ、その受験の結果を取り消す
- 受験の対象を誤っていた
無効にした受験は集計から外し、合否や合格証も取り消すのが一般的です。 やり直しを認めるか、再受験として扱うかも決めておきます。
運用で気をつけること
影響を確かめてから適用する 何人の点数と合否が変わるかを確かめてから適用します。 合格から不合格に変わる人がいる場合は、特に慎重に判断します。
理由を記録する 誰が、いつ、なぜ訂正したかを残します。後で問い合わせや異議があったときの根拠になります。
受験者に知らせる 結果をすでに知らせた受験者には、訂正があったことを伝えます。
ほかの試験への影響 問題バンクで問題を使い回している場合は、同じ問題を使うほかの試験への影響も確かめます。
再発を防ぐ 設問別統計で、成績の良い人ほど間違えている設問は、正解の誤りを疑うきっかけになります。 公開前のレビューの手順も見直します。
パレットCBTでの扱い
パレットCBTでは、問題の正解を直して保存するとき、結果が確定した受験への対応を 新しい正答で再採点 / 全員正解 / 採点から除外の3つから選べます。 適用の前に、結果が変わる受験の数と、合否が変わる人数を確認できます。
- 訂正の理由は必須で、操作履歴(監査ログ)に残ります(受験者には理由を見せません)
- 結果を公開済みの受験者には、採点の訂正のお知らせがメールで届きます
- 合格から不合格になった人の合格証は失効し、検証ページでも無効と表示されます
- 合格基準を見直したときは、合格基準で再判定できます
答案の詳細やモニタリング画面からは、受験を無効にすることもできます(理由は記録に残ります)。 無効にした受験は集計から外れ、受験回数を消費しない扱いになるので、 受験期間の中であれば受け直してもらえます。
