監査ログ(操作履歴)
読み: かんさろく別名: Audit Log、操作履歴、操作ログ、証跡
誰が・いつ・何を操作したかをシステムに残す記録です。何を残すべきか、確認と保管の運用で押さえたい点を解説します。
監査ログは、システムの中で誰が・いつ・何を操作したかを 時系列で残した記録です。操作履歴・操作ログとも呼ばれます。
研修や試験のシステムでは、受講記録や成績そのものではなく、 それを扱った管理側の操作(設定の変更、記録の修正、データの持ち出しなど)を残すのが中心になります。
ログイン履歴・受講記録との違い
似た記録がいくつかあるので、役割を分けて考えます。
| 記録 | 残すもの | 主な使い道 |
|---|---|---|
| 監査ログ | 管理側の操作の内容 | 変更の経緯の確認、不正や誤操作の調査 |
| ログイン履歴 | ログインの日時・接続元・端末 | なりすましや不審なアクセスの確認 |
| 受講履歴 | 学習した内容と結果 | 修了の証明、育成の振り返り |
「成績が後から書き換えられていないか」を確かめるには、 受講記録だけでなく、その記録を誰が変えたかが残っている必要があります。
残しておきたい操作
- 権限の変更 — 誰を管理者にしたか、誰の権限を外したか
- 記録の変更 — 受講状況のリセット、強制的な修了、得点や合否の訂正
- データの持ち出し — CSVなどでの出力
- 設定の変更 — セキュリティの設定、受講者・受験者に見える設定
- アカウントの操作 — 作成、無効化、2段階認証のリセット
運用で押さえたい点
読める形で残っているか 内部の操作コードだけが並んでいると、問題が起きたときに担当者が読み解けません。 「誰が・何を・どうした」が文章で分かる形だと、確認の手間が大きく減ります。
後から書き換えられないか 管理者が自分の操作の記録を消せてしまうと、証跡としての意味が薄れます。 記録そのものを画面から編集・削除できない設計かどうかを確認します。
必要な期間を手元に残す システム側の保存には期間の決まりがあることが多いため、 社内規程で長く残す必要がある場合は、定期的に出力して保管します。
見る人を絞る 監査ログには、誰がどのデータに触れたかという情報が含まれます。 閲覧できる人は管理者などに限るのが一般的です。
パレットLMS・パレットCBTでの扱い
パレットLMS・パレットCBTはいずれも、管理画面の操作を監査ログとして記録しています。
- 操作は「コース『◯◯』を3名に割り当てました」のような日本語の文で表示されます
- 分類・キーワード・期間で絞り込めます
- 表示中の条件のままCSVで出力できます
- 記録は、お客様の管理者を含め、画面の操作からは書き換え・削除できない設計です (個人データの消去のご請求に応じて、記録の中の氏名・メールアドレス等を伏せる処理を除きます)
パレットLMSでは、監査ログを見られるのは管理者だけです(講師は見られません)。 パレットCBTでは、設定の「監査ログ」から確認できます。組織の基本設定や、 受験者に見える設定(ロゴ・テーマカラーなど)の変更も記録に残ります。
ログインの記録は監査ログとは別に、ログイン履歴として残ります。 セキュリティの取り組み全体はセキュリティのページをご覧ください。
