字幕(キャプション)
読み: しまく別名: Captions、Subtitles、キャプション、クローズドキャプション、WebVTT
動画の音声の内容を、画面に文字で表示するものです。字幕と書き起こしの違い、研修動画に付けるときの確かめどころを解説します。
字幕(キャプション)は、動画の音声の内容を、映像に合わせて画面に文字で表示するものです。 研修動画では、聴覚に障害のある人が内容を受け取れるようにするだけでなく、 音を出せない職場や移動中でも見られるようにする役割があります。
字幕とキャプションの言葉の違い
日本語ではどちらも「字幕」と呼ばれることが多いのですが、区別するときは次のように使い分けます。
- キャプション — せりふに加えて、「(拍手)」「(電話の音)」のような音の情報も文字にしたもの
- サブタイトル — 主にせりふを文字にしたもの。外国語の翻訳字幕を指すことも多い
また、見る人が表示・非表示を切り替えられるものをクローズドキャプション、 映像に焼き込まれていて消せないものをオープンキャプションと呼びます。
書き起こしとの違い
書き起こし(トランスクリプト)は、動画で話している内容を文章としてまとめたものです。
| 字幕 | 書き起こし | |
|---|---|---|
| 見せ方 | 映像に合わせて、少しずつ表示する | 文章として、まとめて読める |
| 向いている場面 | 動画を見ながら内容を追う | 動画を見られない人が内容を読む、後から内容を探す |
両方あると、画面読み上げソフトを使う人や、動画より文章で読みたい人にも内容が届きます (ウェブアクセシビリティ)。
字幕ファイルの形式
字幕を後から付けられる形にするには、映像とは別の字幕ファイルを用意します。 ウェブで動画を見せるときによく使われるのが WebVTT(拡張子 .vtt)で、 表示する時間と文字を組にして並べたテキストのファイルです。
研修動画に付けるときの確かめどころ
専門用語・固有名詞が正しいか 社内用語や製品名の誤りは、受講者の理解を妨げます。公開の前に必ず見直します。
1回に表示する文字が多すぎないか 長い文が一度に出ると、読み終わる前に次へ進んでしまいます。
画面の文字と重ならないか スライドを映す動画では、字幕がスライドの下の方の文字を隠すことがあります。
話し言葉のままでよいか 「えー」「あのー」まで文字にすると読みにくくなります。内容を変えない範囲で整えます。
パレットLMSでの扱い
パレットLMSでは、アップロードした動画の教材に字幕ファイル(WebVTT)を1本添えられます。
- 受講者は、動画のプレイヤーの字幕のボタン(パソコンでは C キーでも)で、字幕を出す・消すを切り替えられます
- 字幕を出している間は、字幕の大きさを「小・標準・大・特大」から選べます。同じ端末では次も同じ設定で表示されます
- 動画に書き起こしを添えると、受講者の画面に「書き起こしを表示」が出て、内容を文章で読めます。 字幕のある動画は、字幕の文字から書き起こしの下書きを作れます
受講者向けの使い方は、ヘルプセンターの動画プレイヤーの見方でご案内しています。
