科目免除
読み: かもくめんしよ別名: Subject Exemption、一部免除、科目合格、試験科目の免除
前回の科目合格やほかの資格を理由に、試験の一部の科目を受けなくてよくする制度です。設計の考え方と運用の注意を解説します。
科目免除は、試験の一部の科目(区分)を、受けなくてよくする制度です。 複数の科目でできている資格試験で、「前回の試験で合格した科目」や 「関連する資格を持っている人の該当科目」を免除する形がよく見られます。
なぜ設けるのか
- 受験者の負担を減らす — すでに実力を示した科目を、何度も受け直さずに済みます
- 段階的に合格を目指せる — 全科目を一度に合格するのが難しい試験でも、科目ごとに積み上げられます
- ほかの資格との重なりをなくす — 内容が重なる資格を持つ人に、同じ内容を課さずに済みます
設計で決めること
免除の条件と期限 どの科目合格・どの資格で免除するか、科目合格をいつの試験まで有効にするかを決めます。
合否の判定のしかた 免除した科目を除いた残りで判定すると、満点が受験者ごとに変わります。 合格基準を点数で決めていると判定が難しくなるため、 得点率で決めるのが一般的です。
全科目の免除を認めるか すべての科目を免除すると試験を受ける意味がなくなるため、 通常は少なくとも一つの科目を受けることを求めます。
記録の残し方 合格証や成績の記録に、免除した科目をどう表すかを決めます。
運用での注意
免除は受験の前に確定させる 受験の途中や後で免除を変えると、満点や合否が変わってしまいます。 免除の可否は、受験者が試験を始める前に確定させます。
根拠を確かめる ほかの資格による免除は、資格の証明書などを確かめてから登録します。
セクションと対応させる 試験を科目ごとのセクションに分けておくと、免除の単位がはっきりします。
パレットCBTでの扱い
パレットCBTでは、受験者ごとに区分(セクション)の免除を登録できます。 1件ずつのほか、CSVでまとめて登録することもできます。
- 免除した区分は、受験の開始時に出題から外れ、満点・合否の判定にも入りません
- 受験者の試験の画面・結果の画面・結果の一覧・CSVに「免除」と表示されます(免除の理由は受験者に見せません)
- 合格基準を得点率で決めた試験で使えます(点数で決めた試験では使えません)
- すべての区分を免除することはできません
前回の科目合格を自動で引き継ぐ仕組みはなく、免除は主催者が登録します。
