数式の表示
読み: すうしきのひようし別名: Math Notation、数式、数式表示、TeX記法
分数・根号・指数などの数式を、画面の上で正しい形で見せることです。表し方の方式と、作問のときの注意を解説します。
数式の表示は、分数・根号・指数・添え字などを含む式を、 画面の上で紙と同じ形で見せることです。 統計や会計、技術系の試験では、問題文や選択肢に数式が欠かせません。
ふつうの文字だけでは、分数を縦に積んだり、指数を小さく右上に置いたりできません。 そのため、オンライン試験では数式の扱い方を決めておく必要があります。
表し方の方式
記号で代用する 「x^2」「sqrt(2)」のように、キーボードの文字で書く方法です。 手軽ですが、読み慣れていない受験者には分かりにくく、読み違いの元になります。
画像にする 数式を画像にして貼る方法です。見た目は整いますが、 後から直すたびに画像を作り直す手間があり、拡大するとぼやけることがあります。 画面の読み上げでは中身が伝わらないので、画像の説明を付ける必要もあります。
数式の記法で書いて表示する **TeX(テック)**と呼ばれる記法などで式を文字として書き、画面で数式の形に組んで表示する方法です。 理工系の文書で広く使われている書き方で、修正しやすく、拡大しても崩れません。
作問のときの注意
表記をそろえる 同じ量を問題文と選択肢で別の書き方にすると、受験者が迷います。 変数の文字や単位の書き方も統一しておきます。
解答の形式を工夫する 受験者に数式そのものを入力させるのは、操作が難しく採点も複雑になります。 答えが数値になる問題は数値で答えさせる、式を選ばせるなど、 設問の形式の側で工夫するのが現実的です。
表示を確かめる 書き方の誤りがあると、式が崩れて表示されます。 受験者と同じ画面で見え方を確かめてから公開します。
読み上げへの配慮 画面の読み上げを使う受験者がいる場合は、式がどう読まれるかを確かめ、 必要に応じて合理的配慮として別の手当てを考えます。
パレットCBTでの扱い
パレットCBTでは、問題文・選択肢・解説・模範解答に、TeX の記法で数式を書けます。
- 文中の式は
$…$、別の行に立てる式は$$…$$で囲みます。ドル記号そのものは\$と書きます - 書いた数式は、受験画面・結果画面・採点画面・作問のプレビューで、数式の形で表示されます
- 書き方に誤りのある式は記法のまま表示されるので、プレビューで見つけられます
- 漢字のルビも
{漢字|かんじ}の形で書けます。受験画面でルビを表示するかは、主催者が受験者ごとの配慮の設定で決めます
