画面離脱の検知
読み: かめんりたつのけんち別名: Focus Detection、Tab Switch Detection、画面離脱検知、タブ切り替えの検知
オンライン試験の受験中に、受験者が試験の画面から別のタブやアプリへ切り替えたことを記録する仕組みです。分かること・分からないことと運用の勘所を解説します。
画面離脱の検知は、IBTの受験中に、 受験者が試験の画面から別のタブやアプリへ切り替えたことを記録する仕組みです。 受験に使っている端末で、検索したり資料を開いたりする行為を抑える代表的な方法です。
分かること・分からないこと
分かるのは、受験に使っている端末の中で、試験の画面から離れたことです。
一方で、次のようなことは画面離脱の検知では分かりません。
- 手元のスマートフォンや紙の資料を見ること
- そばにいる人に相談すること
- 試験の画面を開いたまま、別のモニターに目を向けること
画面離脱の検知だけで、不正をすべて防げるわけではありません。 本人確認やオンライン監督と組み合わせ、 試験の重さに合わせた不正対策を考えます。
設定で決めること
記録だけにするか、警告や終了までするか 離脱を記録するだけにするか、受験者に警告を出すか、 決めた回数で受験を終わらせるかを選びます。 社内の理解度確認なら記録だけ、資格試験なら警告と終了まで、というように試験の重さで決めます。
終了させる回数 自動で終了させる場合は、回数に余裕を持たせます。 通知の表示や操作の誤りでも、離脱は起きるからです。
運用での注意
受験前に伝える 何を記録し、何回で受験が終わるのかを、受験の前に受験者へ伝えます。 知らせること自体が抑止になり、後のトラブルも防げます。
記録は「疑い」であって証明ではない 離脱の記録があっても、それだけで不正と決めつけることはできません。 記録を誰が見て、何をもって受験を無効にするかを決めておきます。
支援技術を使う受験者への配慮 画面の読み上げや拡大のソフトを使う受験者は、操作の都合で離脱として数えられることがあります。 合理的配慮として、自動終了の対象から外すなどの扱いを決めておきます。
パレットCBTでの扱い
パレットCBTでは、試験ごとに画面離脱の検知・記録をオンにできます。 別のタブへの切り替えや、別のウィンドウ・アプリの操作を記録し、受験者の画面に警告を出します。
- 主催者は、警告を強める回数と、自動で受験を終了させる回数を、試験ごとに決められます(どちらも任意)
- 別のモニターがつながっていることも記録します(離脱の回数には数えません)
- 全画面表示で受験させる設定や、パソコンでのみ受験させる設定と組み合わせられます
- 支援技術を使う受験者には、受験者ごとに「画面離脱で自動終了しない」配慮を付けられます
離脱の回数と時刻は、試験当日のモニタリング画面と、答案の詳細の受験の経過で確認できます。 すべての不正を見つけられるものではないため、試験の重さに合わせてほかの対策と組み合わせてください。
