問題の漏えい対策
読み: もんたいのろうえいたいさく別名: Item Exposure Control、Item Security、問題漏えい、問題の流出、試験問題の秘匿
試験の問題や正解が、まだ受けていない人に伝わるのを防ぐための考え方と手法です。オンライン試験で特に注意する点を解説します。
問題の漏えい対策は、試験の問題や正解が、まだ受けていない人に伝わるのを防ぐための取り組みです。 問題を繰り返し使う試験や、受験期間が何日もあるIBTでは、特に重要になります。
漏えいはどこから起きるか
| 経路 | 例 |
|---|---|
| 受験者から | 問題を覚えたり撮影したりして、ほかの人に伝える |
| 結果画面から | 先に受けた人の結果画面に正解が表示され、それが伝わる |
| 使い回しから | 同じ問題を長く使い、内容が知れ渡る |
| 作る側から | 作問やレビューの途中で、問題のファイルが外に出る |
| 受験の端末から | 受験者の端末に正解のデータが届き、読み取られる |
主な対策
受験者ごとに出題を変える ランダム出題や出題順・選択肢のシャッフルで、 受験者ごとに違う問題・順番にします。答えを伝えても役に立ちにくくなります。
正解を見せる時期を絞る 受験期間の途中で正解を表示すると、まだ受けていない人に伝わります。 正解や解説は、受験期間が終わってから見せるのが基本です。
問題を入れ替える 問題バンクを大きくし、問題を定期的に入れ替えます。 いつ、どの試験で使ったかを記録しておくと、入れ替えの判断がしやすくなります。
受験中の持ち出しを抑える コピーの禁止や画面離脱の検知で、問題を書き写す・調べる行為を抑えます。 ただし、手元の別の端末での撮影などは防ぎきれません。
作る側の管理 問題を扱える人を絞り、作問とレビューの役割を分けます。
漏えいに気づくには
設問別統計で、ある時期から急に正答率が上がった問題は、漏えいを疑うきっかけになります。 疑わしい問題は早めに差し替えます。
パレットCBTでの扱い
パレットCBTでは、次のような形で問題と正解を守ります。
- 採点は受験者の端末ではなくパレットCBTの側で行い、正解のデータを受験者の端末に送りません
- 難易度×カテゴリでのランダム抽出と、出題順・選択肢のシャッフルで、受験者ごとに出題を変えられます
- 結果の公開を「受験期間の終了後に自動で公開」にできます。 「提出後すぐ表示」と正解の表示を組み合わせると、設定画面と公開前の確認に注意が表示されます
- コピー&ペースト・右クリックの禁止と、画面離脱の検知・記録を、試験ごとに設定できます
- 問題を作れるのは作問の権限を持つスタッフに限られ、公開前のレビューの手順も設けられます
