データの保存場所
読み: てーたのほそんはしよ別名: Data Residency、データレジデンシー、データの保管場所、国内保管、リージョン
クラウドサービスに預けたデータが、どの国・地域で保管・処理されるかという論点です。確認の観点と、海外で扱われる処理の考え方を解説します。
データの保存場所は、クラウドサービスに預けたデータが どの国・地域のデータセンターで保管・処理されるかという論点です。 英語ではデータレジデンシーと呼ばれます。
研修・試験のシステムには社員や受験者の個人情報が入るため、 情報システム部門の審査で必ずと言ってよいほど確認される項目です。
なぜ確認されるのか
社内の規程や取引先との約束 「個人データは国内で保管する」と社内規程や契約で定めている組織があります。 導入するサービスがその条件を満たすかを確かめる必要があります。
外国の制度の影響 データが外国で扱われる場合、その国の制度のもとに置かれることになります。 日本の個人情報保護法でも、外国にある事業者に個人データを扱わせる場合の ルールが設けられています。
⚠ 外国でのデータの取り扱いに関する法律上のルールは、提供か委託か、 相手の国・事業者の体制などによって異なります。 実際の対応は、個人情報保護委員会などの最新の情報をご確認いただくか、 専門家にご相談ください。本ページは確認の観点の概要です。
「保管」と「処理」を分けて確認する
データベースが国内にあっても、すべての処理が国内で完結するとは限りません。
- 電子メールの送信 — 宛先や本文が、メール配信の事業者を経由します
- 障害の監視 — エラーの情報が監視の事業者に送られます
- 決済 — お支払いの情報は決済事業者が扱います
こうした処理を外部の事業者に委託している場合、 その事業者の所在地で情報が扱われることがあります。 「データは国内」という一言だけで判断せず、どの情報が・どこで扱われるかを一覧で確認するのが確実です。
確認するときの観点
- データベースとファイルの保管場所
- 外国で扱われる処理があるか、あればどの情報か
- 委託先の名称・所在国を開示してもらえるか
- バックアップの保管場所
パレットLMS・パレットCBTでの扱い
パレットLMS・パレットCBTでお預かりするデータは、 原則として日本国内(東京)のデータセンターで保管・処理しています。 データベース、ファイル(パレットLMSの動画を除く)、アプリケーションの実行環境は、 いずれも東京のリージョンを指定しています。
ただし、電子メールの送信、障害の監視、決済、パレットLMSの動画の保管・配信などの処理は、 委託先の所在する外国(主に米国)で行われます。 外国で扱われる情報の一覧はセキュリティのページに掲載しています。 委託先の名称・所在国・各国の制度についての情報は、お求めに応じて提供します。
組織ごとのデータの分け方はマルチテナントをご覧ください。
