バックアップと復旧
読み: はつくあつふとふつきゆう別名: Backup、Recovery、RPO、RTO、障害復旧、復元
障害や事故に備えてデータの写しを取っておき、元に戻せるようにすることです。RPO・RTOの考え方と、利用者の側でしておきたい備えを解説します。
バックアップは、障害や事故でデータが失われたときに備えて、 データの写しを別に取っておくことです。 復旧は、そのバックアップなどを使って、サービスとデータを元の状態に戻すことを指します。
クラウドサービスでは、バックアップは事業者が行います。 利用する側は、どこまで戻せるのか、どれくらいで戻るのかを確かめておきます。
RPOとRTO
復旧の目標は、次の2つの数字で表すのが一般的です。
| 意味 | 例 | |
|---|---|---|
| RPO(目標復旧時点) | どの時点のデータまで戻せるか。失われうるデータの範囲 | 1日に1回のバックアップなら、最大で約1日分 |
| RTO(目標復旧時間) | 障害から使える状態に戻るまでの時間 | 復旧の作業に何時間かかるか |
どちらも「目標」として示されることが多く、必ずその時間で戻ることを約束するものではありません。
戻せるもの・戻せないもの
バックアップの対象を確かめる データベースの記録と、アップロードしたファイル(教材・提出物など)では、 扱いが違うことがあります。対象外のものがあれば、原本を手元に残しておく必要があります。
誤操作の取り消しとは別のもの 事業者のバックアップは、サービス全体の障害に備えるものです。 利用者が誤って消した1件だけを戻す仕組みとは限りません。 大事なデータを消す前には、書き出して残しておくと安心です。
削除したデータの行方 削除したデータも、バックアップの保持期間が過ぎるまでは写しに残ります。 個人データの消去を求められたときの説明にも関わる点です(個人情報の取り扱い)。
利用者の側でしておきたい備え
- 教材や配布資料の原本を、社内でも保管しておく
- 受講・受験の記録を、年度の区切りなどで定期的に書き出す(データのエクスポート)
- 障害のときに、研修の期限や試験の日程をどう扱うかを決めておく
パレットLMS・パレットCBTでの扱い
パレットLMS・パレットCBTのバックアップと復旧は、次のとおりです。
- データベースは日次でバックアップを取得し、7日間保持しています
- 障害時の復旧の手順と目標(失われるデータの範囲は最大24時間、復旧作業は2時間を目標)を、 パレットCBT・パレットLMSの社内手順書に定めています
- お客様がアップロードしたファイル(教材・提出物・写真など)は、バックアップの対象外です。原本はお手元でも保管してください
- 削除したデータは、バックアップからも保持期間(7日)の経過をもって消えます
詳しくはセキュリティのページをご覧ください。
