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GLOSSARY用語集

eラーニング・学習管理

AICC(エーアイシーシー)

読み: えーあいしーしー別名: Aviation Industry CBT Committee、AICC、エーアイシーシー、HACP

ひとことで

航空業界の団体がまとめた、eラーニング教材とLMSをつなぐ初期の規格です。SCORMとの関係と、古い教材を移すときに確かめたい点を解説します。

AICCは、航空業界の団体(Aviation Industry CBT Committee)がまとめた、 eラーニング教材と学習管理の仕組みのあいだのやりとりを決めた初期の規格です。 団体の名前が、そのまま規格の呼び名として使われています。

航空機の訓練教材を、メーカーや機種が違っても同じように扱えるようにする目的で作られ、 その後、航空業界の外でも使われるようになりました。

名前の「CBT」に注意

AICCの「CBT」は Computer-Based Training(コンピュータを使った訓練)の略です。 試験を指すCBT(コンピュータ試験)とは別の意味なので、取り違えないようにします。

SCORMとの関係

AICCは、後に広く普及するSCORMの土台の一つになりました。 「教材からLMSへ、学習の状態や得点を渡す」という考え方や、 受け渡す項目の決め方は、SCORMにも受け継がれています。

大きな違いは、教材とLMSのやりとりの方法です。

AICC SCORM
やりとりの方法 教材がLMSへ、Web上の通信で直接データを送る ブラウザの中で、LMSの用意した窓口を教材が呼び出す
教材の置き場所 LMSと別の場所に置いた教材も扱いやすい 教材をLMSに取り込んで使うのが基本
いまの普及 新しく作られる教材ではほとんど使われない 現在も広く使われている

AICCをまとめた団体はすでに活動を終えており、規格も更新されていません。

古い教材を移すときに確かめること

長くeラーニングを運用している会社では、 AICCの形式の教材が残っていることがあります。LMSを乗り換えるときは、次の点を確かめます。

SCORMで書き出し直せるか 教材を作った作成ツールや制作元に、SCORMの形式でも書き出せないかを確認します。 元のデータが残っていれば、書き出し直すだけで済むことが多いです。

どの教材がAICCなのかを洗い出す 教材の一覧を作り、形式・受講者数・まだ使うかどうかを整理します。 使っていない古い教材は、移さずに整理する判断もあります。

作り直しが要るものを見積もる 元のデータが残っていない教材は、作り直しが必要になります。 乗り換えの全体の進め方はLMSの乗り換えで解説しています。

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