パスワードポリシー
読み: はすわーとほりしー別名: Password Policy、パスワードの規則、パスワード要件
パスワードの長さや文字の種類、有効期限などを組織として決めるルールです。決めるときの考え方と、厳しくしすぎる落とし穴を解説します。
パスワードポリシーは、システムで使うパスワードについて、 長さ・文字の種類・有効期限などを組織として決めたルールです。
推測されにくいパスワードを使ってもらうための仕組みですが、 厳しくしすぎると、かえって安全性が下がることもあります。
よく決める項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最小文字数 | 何文字以上にするか |
| 文字の種類 | 英大文字・英小文字・数字・記号を含めるか |
| 有効期限 | 一定期間で変更してもらうか、期限を設けないか |
| ログイン試行の制限 | 何回失敗したら一時的にロックするか |
ログイン試行の制限は厳密にはパスワードの規則とは別ですが、 総当たりで推測されるのを防ぐために、あわせて設定することが一般的です。
「長さ」を重視する考え方
近年は、文字の種類を細かく求めるより、長さを確保するほうが効果的だという考え方が広まっています。 記号を必須にすると、「Password1!」のような ありがちな形に寄りやすくなるためです。
定期的な変更についても、変更のたびに末尾の数字だけを変えるような 使い方になりやすいことから、漏えいの疑いがあるときに確実に変えることを 重視する考え方があります。自社の規程や、取引先から求められる基準と照らして決めます。
パスワードだけに頼らない
どれだけ強いパスワードでも、他のサービスで使い回されて漏れれば突破されます。
特に、多くの人の情報を見られる管理者のアカウントは、 パスワードの規則より2段階認証の必須化を優先して検討します。
変更したときの影響に注意
規則を厳しくしても、いま使っているパスワードにすぐ効くとは限りません。 長さや文字の種類は次に変更するときから、 有効期限は既存のパスワードにもすぐ効く、というように項目によって効き方が違うことがあります。 有効期限を新しく入れると、多くの人が一斉に再設定を求められることもあるため、 事前に周知してから切り替えます。
パレットLMS・パレットCBTでの扱い
パレットLMS・パレットCBTでは、組織の管理者が 最小文字数・文字の種類・有効期限を設定画面で決められます。 ログインに何回か失敗したときのアカウントロックの回数・時間も設定できます。
- この規則が効くのは、各製品にパスワードでログインする人(受講者・受験者など)です
- 管理・運営する方のログインは、共通のアカウント「パレットID」で行います。 パレットIDでも、組織ごとにパスワードの規則・2段階認証の必須化などを設定できます
- 設定画面には、規則がいつから効くか(次の変更から / いますぐ)が表示されます
セキュリティの設定の全体はセキュリティのページをご覧ください。
